【wretched】の意味・使い方・例文 ― miserableとの違い【TOEIC英単語】


🔰 wretchedの発音と意味

[形容詞] みじめな
[形容詞] 不幸な
[形容詞] 粗末な

とても不幸でみじめな状態や、ひどく質の悪いものを表す言葉です。人や物、状況に対して使われ、強い否定的な感情を含みます。

この単語は中英語の“wrecche”から派生し、古英語の“wrecca”(追放された人、放浪者)に由来します。語幹は“wretch”(哀れな人)で、形容詞化するために“-ed”が付いています。


✏️ wretchedの例文

【日常英会話】
He felt wretched after losing his wallet.
 彼は財布をなくしてとてもみじめな気持ちになりました。

The wretched weather ruined our picnic.
 ひどい天気のせいで私たちのピクニックは台無しになりました。

【ビジネス英語】
The employees complained about the wretched working conditions in the old factory building.
 従業員たちは古い工場のひどい労働環境について不満を述べました。


🎯 TOEICの出題頻度と傾向

  • 難易度:★★★★☆
  • 出題パート:Part7(文書問題)

Part7の長文読解や記事で、否定的な状況や感情を強調する際に見かけることがあります。日常会話ではやや強い表現として使われます。


❓ クイズに挑戦!

自然な使い方はどっち?

  1. She felt wretched after hearing the bad news.
  2. She felt wretched after winning the prize.

✅ クイズの答えと解説

  • 正解:1
  • 解説:1は悪い知らせを聞いてみじめな気持ちになるので正しいです。2は賞をもらってみじめになるのは不自然です。

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🤔 miserable との違いは?

  • wretched:とても不幸で、救いようがないほどつらい印象を与えます。
  • miserable:悲しみやつらさを表しますが、一般的な不幸やつらさに使われ、wretchedほど強い絶望感はありません。

wretchedは絶望的で救いがないほどのつらさやみじめさを表し、miserableは一般的な不幸やつらさに使われます。wretchedの方がより強い否定的な感情を含みます。


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