【whereby】の意味・使い方・例文 ― whereasとの違い【TOEIC英単語】
🔰 wherebyの発音と意味
[接続詞] それによって
ある手段や方法を示し、「それによって〜する」という意味で使われます。主に書き言葉やフォーマルな文脈で、契約書や規則などでよく見られます。
wherebyは中英語のwhere(どこ、どのように)とby(〜によって)が結びついた語で、元々は法的文書や公式な文章で使われてきました。接頭辞where-が手段や方法を示し、byが手段を表す前置詞として機能しています。
✏️ wherebyの例文
【日常英会話】
They made a plan whereby everyone could join.
みんなが参加できるような計画を立てました。
She created a system whereby students can ask questions easily.
彼女は生徒が簡単に質問できる仕組みを作りました。
【ビジネス英語】
The company introduced a policy whereby employees may work from home two days a week to improve work-life balance.
その会社は従業員が週に2日自宅勤務できる方針を導入し、ワークライフバランスの向上を図りました。
🎯 TOEICの出題頻度と傾向
- 難易度:★★★★☆
- 出題パート:Part7(文書問題)
Part7の長文読解や契約書、規則説明などで見かけることが多いです。文中で手段や方法を説明する際に使われます。
❓ クイズに挑戦!
自然な使い方はどっち?
- The company set up a program whereby employees can receive extra training.
- The company set up a program whereas employees can receive extra training.
✅ クイズの答えと解説
- 正解:1
- 解説:1は「それによって」という意味で正しい使い方です。2はwhereasを使っており、対比の意味になってしまい文脈に合いません。
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🤔 whereas との違いは?
- whereby:手段や方法を示し、やや堅い印象があります。
- whereas:対比や比較を表し、二つの事柄の違いを強調する印象があります。
wherebyは「〜する方法で」と手段や仕組みを説明する際に使い、whereasは「一方で」と対比を示すときに使います。場面や文脈によって使い分けが必要です。