【ward off】の意味・使い方・例文 ― avoidとの違い【TOEIC英単語】


🔰 ward offの発音と意味

[句動詞] (危険や悪影響などを)防ぐ、避ける

危険や悪影響、攻撃などが自分に及ばないように積極的に防ぐ、追い払うという意味で使います。単に避けるのではなく、何かが近づくのを阻止するニュアンスがあります。

wardは古英語のweard(守る、見張る)に由来し、offは離れる方向を示す前置詞です。これらが組み合わさり、「離れるように守る」という意味になりました。


✏️ ward offの例文

【日常英会話】
She wore a hat to ward off the sun.
 彼女は日差しを防ぐために帽子をかぶりました。

We used garlic to ward off insects.
 私たちは虫を防ぐためにニンニクを使いました。

【ビジネス英語】
The company implemented new security measures to ward off potential cyber attacks and protect sensitive data.
 その会社は潜在的なサイバー攻撃を防ぎ、機密データを守るために新たなセキュリティ対策を導入しました。


🎯 TOEICの出題頻度と傾向

  • 難易度:★★★☆☆
  • 出題パート:Part7(文書問題)

Part7の長文読解やビジネス文書で、リスクや問題を防ぐ文脈でよく出題されます。文脈から意味を推測する力が求められます。


❓ クイズに挑戦!

自然な使い方はどっち?

  1. The company took steps to ward off financial problems.
  2. The company took steps to ward off the meeting.

✅ クイズの答えと解説

  • 正解:1
  • 解説:1は「財政問題を防ぐ」という意味で正しい使い方です。2は「会議を防ぐ」となり、不自然な使い方です。

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🤔 avoid との違いは?

  • ward off:積極的に危険や悪影響を遠ざける強い印象があります。
  • avoid:単に避ける、回避するという意味で、積極的に防ぐニュアンスは弱いです。

ward offは何かが近づくのを積極的に防ぐ場面で使い、avoidは単に避ける場合に使います。危険や悪影響を物理的・心理的に遠ざける意識の強さが異なります。


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