【voidable】の意味・使い方・例文 ― invalidとの違い【TOEIC英単語】
🔰 voidableの発音と意味
[形容詞] 無効にできる
法律上、ある契約や取り決めが現時点では有効ですが、特定の条件や事情が発生した場合に当事者の申し立てによって無効にすることができる状態を表します。無効とは異なり、最初から効力がないわけではありません。
この語はラテン語の“void”(空にする、無効にする)に由来し、英語の接尾辞“-able”(〜できる)が付いてできた語です。つまり「無効にすることができる」という意味合いを持っています。
✏️ voidableの例文
【日常英会話】
The contract is voidable if one party was forced to sign.
一方が強制された場合、その契約は無効にすることができます。
A voidable agreement can be canceled by one side.
無効にできる合意は、一方の当事者が取り消すことができます。
【ビジネス英語】
Under certain circumstances, a contract may be considered voidable if it was signed under duress or misrepresentation.
特定の状況下では、強要や虚偽の説明のもとで署名された契約は無効にできると見なされます。
🎯 TOEICの出題頻度と傾向
- 難易度:★★★★☆
- 出題パート:Part7(文書問題)
Part7の長文読解や契約書関連の問題で、法律用語として出題されることがあります。契約の有効性や取り消し条件に関する文脈で登場しやすいです。
❓ クイズに挑戦!
自然な使い方はどっち?
- The contract is voidable if it was signed by a minor.
- The contract is voidable if it was already expired.
✅ クイズの答えと解説
- 正解:1
- 解説:1は未成年者が署名した場合に契約が無効にできるという正しい使い方です。2は既に期限切れの場合はvoidableではなく、無効(void)となるため不適切です。
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🤔 invalid との違いは?
- voidable:条件次第で無効にできる柔軟な印象があります。
- invalid:最初から効力がない、完全に無効という強い印象があります。
voidableは条件が整えば当事者の意思で無効にできる状態を指しますが、invalidは最初から効力がなく、どんな場合でも有効にならない点が異なります。
🧩 あわせて覚えたい
- void(無効)
- cancelable(取り消し可能)
📖 できればこれも
- enforceable(執行可能)
- binding(拘束力のある)