【villain】の意味・使い方・例文 ― criminalとの違い【TOEIC英単語】


🔰 villainの発音と意味

[名詞] 悪役(可算)
[名詞] 悪人(可算)

物語や映画などで、主人公に敵対する悪役や、道徳的に悪い行動をする人物を指します。日常会話では、比喩的に「悪者」として使われることもあります。

この単語はラテン語の“villanus”(農民、農場の使用人)に由来し、中世英語を経て現在の意味になりました。語幹は“villa”(田舎の家)で、もともとは社会的地位の低い人を指していましたが、時代とともに「悪人」という意味に変化しました。


✏️ villainの例文

【日常英会話】
He played the villain in the movie.
 彼はその映画で悪役を演じました。

Everyone thought he was the villain of the story.
 みんな彼がその物語の悪者だと思っていました。

【ビジネス英語】
In the meeting, she was unfairly portrayed as the villain responsible for the project’s failure.
 会議では、彼女がプロジェクト失敗の責任を負う悪者として不当に描かれました。


🎯 TOEICの出題頻度と傾向

  • 難易度:★★★☆☆
  • 出題パート:Part7(文書問題)

Part7の長文読解や物語文で登場することが多い単語です。ビジネスシーンでは比喩的に使われる場合もあります。


❓ クイズに挑戦!

自然な使い方はどっち?

  1. In the movie, the villain tried to take over the city.
  2. In the movie, the villain rescued the lost children.

✅ クイズの答えと解説

  • 正解:1
  • 解説:villainは悪役や悪人を指します。2の文はvillainの行動として不自然です。

少し迷ったあなたも、
カンタンだったあなたも、
冴えたうちに進もう👇️


🚀 今が英語力を伸ばすチャンス! (PR)


🤔 criminal との違いは?

  • villain:物語や状況で悪意を持って行動する悪役や悪者という否定的な印象があります。
  • criminal:criminalは法律を破った人を指し、必ずしも物語の悪役や道徳的な悪者とは限りません。

villainは物語や比喩的な場面での悪者を指し、criminalは法律違反者として現実的な犯罪者を指します。villainは必ずしも犯罪を犯していなくても悪役として描かれることがあります。


🧩 あわせて覚えたい


📖 できればこれも