【vicious】の意味・使い方・例文 ― cruelとの違い【TOEIC英単語】


🔰 viciousの発音と意味

[形容詞] 悪意のある
[形容詞] 残忍な
[形容詞] 激しい

人や行動が非常に悪意に満ちていたり、残酷であったり、激しく有害であることを表します。攻撃的で危険な状況や、悪循環などにも使われます。

この単語はラテン語の“vitiosus”(欠陥のある、悪い)に由来し、英語では“vice”(悪徳)と同じ語源を持ちます。語幹“vici-”が悪や欠陥を表し、形容詞語尾“-ous”が付いています。


✏️ viciousの例文

【日常英会話】
The dog became vicious when it was scared.
 その犬は怖がったときに凶暴になりました。

He made a vicious comment about her work.
 彼は彼女の仕事について意地悪なコメントをしました。

【ビジネス英語】
The company faced a vicious cycle of declining sales and increasing costs, which threatened its survival.
 その会社は売上減少とコスト増加の悪循環に直面し、存続が脅かされました。


🎯 TOEICの出題頻度と傾向

  • 難易度:★★★★☆
  • 出題パート:Part7(文書問題)

Part7の長文読解やビジネスシーンの説明文で、悪循環や厳しい状況を表す際に出題されることがあります。日常会話ではやや強い表現として使われます。


❓ クイズに挑戦!

自然な使い方はどっち?

  1. The manager took a vicious approach to solving the problem, hurting team morale.
  2. The manager took a vicious approach to celebrating the team’s success.

✅ クイズの答えと解説

  • 正解:1
  • 解説:1は問題解決のために悪意ある方法をとるという意味で正しいです。2は成功を祝うのに悪意ある方法をとるのは文脈的に不自然です。

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🤔 cruel との違いは?

  • vicious:強い悪意や残忍さ、危険さを感じさせる表現です。
  • cruel:冷酷で感情のない残忍さを表し、相手の苦しみを気にしない印象です。

viciousは悪意や攻撃性が強調され、感情的な激しさや危険さを伴います。cruelは冷淡で相手の苦しみを意に介さない残酷さを表し、より感情のない印象です。


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