【vernacular】の意味・使い方・例文 ― dialectとの違い【TOEIC英単語】


🔰 vernacularの発音と意味

[名詞] その土地の言葉(可算)
[形容詞] その土地特有の

ある地域や集団で日常的に使われている言葉や表現、またはその土地特有のものを指します。標準語や公用語とは異なり、口語的で親しみやすいニュアンスがあります。

この語はラテン語の“vernaculus”(家の、土地の)に由来し、英語では16世紀ごろから使われています。語幹“vernac-”は「生まれつきの、土地の」を意味し、接尾辞“-ular”が形容詞化しています。


✏️ vernacularの例文

【日常英会話】
He spoke in the local vernacular.
 彼はその土地の言葉で話しました。

This book is written in the vernacular.
 この本はその土地の言葉で書かれています。

【ビジネス英語】
In order to connect with the audience, the presenter used the vernacular instead of formal language during the seminar.
 聴衆と親しみやすくするために、発表者はセミナー中にフォーマルな言葉ではなく、その土地の言葉を使いました。


🎯 TOEICの出題頻度と傾向

  • 難易度:★★★★★
  • 出題パート:Part7(文書問題)

Part7の長文読解や専門的な記事で、地域性や言語に関する話題で出題されることがあります。日常会話ではあまり見かけません。


❓ クイズに挑戦!

自然な使い方はどっち?

  1. The professor explained the scientific terms in the vernacular so everyone could understand.
  2. The professor explained the scientific terms in the dialect so everyone could understand.

✅ クイズの答えと解説

  • 正解:1
  • 解説:1は「その土地の言葉=一般的な口語」で分かりやすく説明したという意味で自然です。2は「方言で説明した」となり、文脈に合いません。

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🤔 dialect との違いは?

  • vernacular:地域や集団で日常的に使われる親しみやすい言葉という印象です。
  • dialect:特定の地域や階層で使われる独自の言葉という印象が強いです。

vernacularは広く一般に使われる日常的な言葉を指し、dialectは特定地域や集団の方言を指します。vernacularの方が標準語との対比で使われやすく、dialectは地域性がより強調されます。


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