【veneer】の意味・使い方・例文 ― coatingとの違い【TOEIC英単語】


🔰 veneerの発音と意味

[名詞] 表面仕上げ材(可算)
[名詞] 見せかけ(不可算)
[動詞] 表面を覆う

木材や家具などの表面に貼る薄い板や、物事の本質を隠すためのうわべや見せかけを指します。実際の素材や本質を隠して、より良く見せるために使われることが多いです。

この単語はラテン語の“venire”(来る)が語源で、フランス語“fournir”(供給する)を経て英語に入りました。主に“ven-”という語幹と“eer”という接尾辞から成り立っています。


✏️ veneerの例文

【日常英会話】
The table has a walnut veneer.
 そのテーブルはクルミ材の化粧板が貼られています。

She hid her feelings behind a veneer of calm.
 彼女は冷静さを装って本当の気持ちを隠しました。

【ビジネス英語】
The company’s friendly image is just a veneer to hide its aggressive business tactics.
 その会社の親しみやすいイメージは、攻撃的なビジネス手法を隠すためのうわべにすぎません。


🎯 TOEICの出題頻度と傾向

  • 難易度:★★★★☆
  • 出題パート:Part7(文書問題)

Part7の長文読解やビジネス文書で、表面的な印象や仕上げ材について説明する際に見かけることがあります。


❓ クイズに挑戦!

自然な使い方はどっち?

  1. The cake was covered with a veneer of chocolate inside.
  2. The old cabinet was given a new veneer to look modern.

✅ クイズの答えと解説

  • 正解:2
  • 解説:1は“veneer”が内部に使われているため不適切です。2は表面に新しい仕上げ材を貼るという正しい使い方です。

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🤔 coating との違いは?

  • veneer:本質を隠すためのうわべや表面だけの装いという印象があります。
  • coating:物の表面を覆う層や塗装という物理的な意味が強いです。

“veneer”は見せかけやうわべの意味合いが強く、心理的・比喩的にも使われますが、“coating”は単に物理的に覆う層を指し、感情や印象を隠す意味はありません。


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