【variant】の意味・使い方・例文 ― variationとの違い【TOEIC英単語】
🔰 variantの発音と意味
[名詞] 変異体(可算)
[形容詞] 異なる
ある基準や標準から少し異なるものや、同じ種類の中で違いがあるものを指します。主に科学や医学の分野で、ウイルスや遺伝子などの「変異体」を表す際によく使われます。また、形容詞として「異なる」「変化した」という意味でも使われます。
variantはラテン語の“variāre”(変える、変わる)に由来し、“vari-”(変化)という語幹と、形容詞・名詞を作る接尾辞“-ant”から成り立っています。英語では16世紀ごろから使われています。
✏️ variantの例文
【日常英会話】
This plant has a rare variant.
この植物には珍しい変異体があります。
Scientists found a new variant of the virus.
科学者たちはウイルスの新しい変異体を発見しました。
【ビジネス英語】
The company developed a variant of the original product to meet the needs of different markets.
その会社は異なる市場のニーズに応えるため、元の製品のバリエーションを開発しました。
🎯 TOEICの出題頻度と傾向
- 難易度:★★★★☆
- 出題パート:Part7(文書問題)
Part7の長文読解や科学・医療系の記事で見かけることが多い単語です。特に新しい技術やウイルスなどの説明文で出題される傾向があります。
❓ クイズに挑戦!
自然な使い方はどっち?
- The scientist discovered a new variant of the virus.
- The scientist discovered a new variant for the virus.
✅ クイズの答えと解説
- 正解:1
- 解説:variantは『~の変種』という意味なので、ofを使うのが正しいです。forを使うと『~のための変種』となり不自然です。
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🤔 variation との違いは?
- variant:標準や元のものから少し異なる個体や型を指す、具体的な違いに焦点を当てた語です。
- variation:variationは変化そのものや多様性を表し、個々の違いよりも全体の変動や幅に注目します。
variantは「ある基準から異なる具体的な型や個体」を指し、variationは「変化の過程や多様性」といった抽象的な違いを表します。variantは個別の違い、variationは全体の幅や変動に使われます。
🧩 あわせて覚えたい
- mutation(突然変異)
- alternative(代替案)