【utter】の意味・使い方・例文 ― completeとの違い【TOEIC英単語】
🔰 utterの発音と意味
[形容詞] 全くの、完全な
[動詞] 発する、口に出す
「utter」は「全くの」「完全な」という意味で、強調したいときに使われます。また、「声や言葉を発する」という意味でも使われますが、日常会話では形容詞として使われることが多いです。
「utter」は中英語の「uttren」(発する)や古英語の「ūtera」(外側の)に由来し、語幹「ut-」(外へ)と接尾辞「-er」から成り立っています。形容詞としては「完全な」「全くの」という意味で使われるようになりました。
✏️ utterの例文
【日常英会話】
That was utter nonsense.
それは全くのナンセンスでした。
He felt utter joy when he saw his family.
彼は家族に会って、心からの喜びを感じました。
【ビジネス英語】
The manager expressed utter disappointment with the team’s performance during the quarterly review meeting.
マネージャーは四半期のレビュー会議でチームの業績に全く失望したと述べました。
🎯 TOEICの出題頻度と傾向
- 難易度:★★★★☆
- 出題パート:Part7(文書問題)
Part7の長文読解やビジネスメールで、強調表現として頻出します。形容詞としての用法が多く見られます。
❓ クイズに挑戦!
自然な使い方はどっち?
- She was so surprised that she couldn’t utter a single word.
- She was so surprised that she couldn’t utter a single smile.
✅ クイズの答えと解説
- 正解:1
- 解説:「utter」は「言葉を発する」という意味なので、1が正解です。2は「smile(微笑み)」には使いません。
少し迷ったあなたも、
カンタンだったあなたも、
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🤔 complete との違いは?
- utter:強調の度合いが非常に強く、完全さや徹底ぶりを表します。
- complete:「complete」は「全部そろっている」「欠けていない」という意味で、客観的な全体性を表します。
「utter」は感情や評価を強調して「全くの」「徹底した」と主観的に使われることが多いですが、「complete」は事実として「完全である」ことを表すため、より客観的なニュアンスになります。