【undertone】の意味・使い方・例文 ― implicationとの違い【TOEIC英単語】


🔰 undertoneの発音と意味

[名詞] 微妙な意味合い(可算)
[名詞] 低い声(可算)

表面にはっきりとは現れないものの、言葉や態度、状況の中に隠れている微妙な意味や感情、または低く抑えた声色を指します。特に文章や会話で、直接的には言わないが、何らかの意図や感情が含まれている場合によく使われます。

この単語は、under(下に)とtone(音、調子)から成る複合語です。語源的には、ラテン語の“tonus”(音、調子)に由来し、英語の“tone”と結びついています。全体として「下にある調子」や「隠れた意味」を表すようになりました。


✏️ undertoneの例文

【日常英会話】
Her words had an undertone of sadness.
 彼女の言葉には悲しみのニュアンスがありました。

I noticed an angry undertone in his voice.
 彼の声には怒りの気配があると気づきました。

【ビジネス英語】
The manager’s statement about the new policy carried an undertone of dissatisfaction, though he did not say it directly.
 マネージャーの新しい方針についての発言には、直接は言わないものの不満のニュアンスが含まれていました。


🎯 TOEICの出題頻度と傾向

  • 難易度:★★★★☆
  • 出題パート:Part7(文書問題)

Part7の長文読解やメール文で、発言や文章の裏にある感情や意図を問う設問で見かけることがあります。直接的な表現ではなく、文脈から意味を読み取る問題で出題されやすいです。


❓ クイズに挑戦!

自然な使い方はどっち?

  1. Her compliment had an undertone of sarcasm.
  2. Her compliment had an undertone on sarcasm.

✅ クイズの答えと解説

  • 正解:1
  • 解説:1は正しい前置詞の使い方で、意味も自然です。2はonの使い方が不適切です。

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🤔 implication との違いは?

  • undertone:表面には出てこないが、隠れて感じられる微妙な意味や感情を含みます。
  • implication:直接的に言わず、何かをほのめかす意味合いを持ちますが、必ずしも感情や雰囲気に限定されません。

undertoneは感情や雰囲気などが控えめに隠れている場合に使われ、implicationは言葉や行動に含まれる暗示や示唆を幅広く指します。undertoneの方が感情や雰囲気に焦点を当てる傾向があります。


🧩 あわせて覚えたい

  • hint(ほのめかし)
  • nuance(微妙な違い)

📖 できればこれも