【tyrant】の意味・使い方・例文 ― dictatorとの違い【TOEIC英単語】


🔰 tyrantの発音と意味

[名詞] 暴君(可算)

権力を乱用し、厳しく人々を支配する人物を指します。特に部下や市民に対して強圧的で、恐怖や圧力を用いて従わせるような人を表します。

この単語はギリシャ語の “tyrannos”(支配者)に由来し、ラテン語 “tyrannus” を経て英語に入りました。語幹は “tyr-” で、接尾辞 “-ant” は「人」を表します。


✏️ tyrantの例文

【日常英会話】
The king was a cruel tyrant.
 その王は残酷な暴君でした。

Nobody liked working for a tyrant.
 誰も暴君の下で働くのを好みませんでした。

【ビジネス英語】
During the meeting, the manager acted like a tyrant, refusing to listen to any suggestions from the team.
 会議中、マネージャーは暴君のようにふるまい、チームからの提案を一切聞き入れませんでした。


🎯 TOEICの出題頻度と傾向

  • 難易度:★★★★☆
  • 出題パート:Part7(文書問題)

Part7の長文読解やビジネスシーンの会話文で、権力やリーダーシップに関する文脈で出題されることがあります。


❓ クイズに挑戦!

自然な使い方はどっち?

  1. The employees feared their boss because he was a tyrant.
  2. The employees feared their boss because he was a calendar.

✅ クイズの答えと解説

  • 正解:1
  • 解説:1は「暴君」という意味で正しいですが、2は「カレンダー」となり意味が通じません。

少し迷ったあなたも、
カンタンだったあなたも、
次もスッと解こう👇️


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🤔 dictator との違いは?

  • tyrant:強圧的で恐怖を与える支配者という否定的な印象があります。
  • dictator:権力を持ち、独裁的に物事を決める人物という印象がありますが、必ずしも恐怖や残酷さを伴うとは限りません。

どちらも権力を持つ支配者を指しますが、tyrantは特に残酷さや恐怖を伴う否定的なニュアンスが強く、dictatorは単に独裁的な支配者という意味合いが中心です。


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