【trojan】の意味・使い方・例文 ― wormとの違い【TOEIC英単語】


🔰 trojanの発音と意味

[名詞] トロイの木馬型ウイルス(可算)

コンピュータやネットワークの分野で、見かけ上は無害なプログラムやファイルを装い、内部で不正な動作を行うマルウェアの一種を指します。ユーザーが気付かないうちに情報を盗んだり、システムに損害を与えたりすることがあります。

この単語はギリシャ神話の「トロイの木馬(Trojan Horse)」に由来し、敵を欺いて内部に侵入するという意味合いから使われるようになりました。英語では「Trojan horse」の略として「trojan」と呼ばれることが多いです。


✏️ trojanの例文

【日常英会話】
My computer was infected by a trojan.
 私のパソコンがトロイの木馬型ウイルスに感染しました。

Be careful when downloading files to avoid trojans.
 ファイルをダウンロードするときは、トロイの木馬型ウイルスに注意してください。

【ビジネス英語】
The IT department discovered a trojan that had been stealing confidential data from the company network for weeks.
 IT部門は、数週間にわたり社内ネットワークから機密データを盗んでいたトロイの木馬型ウイルスを発見しました。


🎯 TOEICの出題頻度と傾向

  • 難易度:★★★★☆
  • 出題パート:Part7(文書問題)

Part7の長文やIT関連の記事で、セキュリティやウイルスの話題として登場することが多いです。単語自体はやや専門的ですが、現代のビジネスシーンでは重要な語です。


❓ クイズに挑戦!

自然な使い方はどっち?

  1. The trojan allowed hackers to access private information.
  2. The trojan fixed the security problems on my computer.

✅ クイズの答えと解説

  • 正解:1
  • 解説:1はトロイの木馬型ウイルスが不正アクセスを可能にするという正しい意味です。2はウイルスが問題を修正するという誤った内容です。

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🤔 worm との違いは?

  • trojan:見かけは無害だが、内部で悪意のある動作をする危険な印象があります。
  • worm:自己増殖しながら広がる性質が強調され、感染力の高さが印象づけられます。

trojanはユーザーをだまして侵入し、内部で悪事を働く点が特徴です。一方、wormは自力で拡散し被害を広げる点が異なります。


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