【tricky】の意味・使い方・例文 ― difficultとの違い【TOEIC英単語】
🔰 trickyの発音と意味
[形容詞] 扱いにくい
[形容詞] ずる賢い
trickyは、物事や状況が簡単そうに見えて実は複雑だったり、注意深く扱わないと失敗しやすいことを表します。また、人について使う場合は、ずる賢くて信用できないという意味もあります。
trickyは英語のtrick(策略、いたずら)に由来し、-yという形容詞化の接尾辞がついてできた単語です。trickは中世フランス語のtrique(策略)やラテン語のtricari(ごまかす)にさかのぼります。
✏️ trickyの例文
【日常英会話】
This puzzle is really tricky.
このパズルは本当にややこしいです。
Be careful, the question is a bit tricky.
気をつけてください、その質問は少しひっかけです。
【ビジネス英語】
Negotiating the contract was tricky because both sides wanted different things.
契約交渉は両者の希望が異なっていたため、ややこしかったです。
🎯 TOEICの出題頻度と傾向
- 難易度:★★☆☆☆
- 出題パート:Part5(短文穴埋め問題)
Part5では文脈から状況の難しさや複雑さを表現する形容詞として出題されることが多いです。ややカジュアルな表現なので選択肢で見かけたら注意が必要です。
❓ クイズに挑戦!
自然な使い方はどっち?
- The math test was tricky because it was very easy.
- The math test was tricky because the questions were confusing.
✅ クイズの答えと解説
- 正解:2
- 解説:2は問題がややこしいのでtrickyの意味に合っています。1は簡単なのでtrickyの意味に合いません。
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🤔 difficult との違いは?
- tricky:一見簡単そうでも実は複雑で注意が必要な印象です。
- difficult:困難さや難易度が高いことを直接的に表します。
trickyは複雑さやひっかけのニュアンスがあり、difficultは単純に難しいことを表します。trickyはややカジュアルで、状況や問題が一筋縄ではいかない時に使われます。
🧩 あわせて覚えたい
- complicated(複雑な)
- clever(賢い)
📖 できればこれも
- challenging(やりがいのある)
- confusing(混乱させる)