【transpire】の意味・使い方・例文 ― occurとの違い【TOEIC英単語】


🔰 transpireの発音と意味

[動詞] 起こる
[動詞] 明らかになる
[動詞] 蒸散する

出来事や事実が明らかになる、または発生することを表します。特に、隠されていたことが後から分かる場合や、植物が水分を葉から放出する場合にも使われます。日常会話よりもやや堅い表現です。

この単語はラテン語の“transpirare”(通して呼吸する、蒸発する)に由来します。接頭辞“trans-”(越えて)と語幹“spirare”(呼吸する)が組み合わさってできています。英語では17世紀ごろから使われ始めました。


✏️ transpireの例文

【日常英会話】
It soon transpired that he was telling the truth.
 彼が本当のことを言っていたとすぐに分かりました。

What transpired at the meeting surprised everyone.
 会議で起こったことはみんなを驚かせました。

【ビジネス英語】
After the audit, it transpired that several important documents had been misplaced over the past year.
 監査の後、過去1年間にいくつかの重要な書類が紛失していたことが明らかになりました。


🎯 TOEICの出題頻度と傾向

  • 難易度:★★★★☆
  • 出題パート:Part7(文書問題)

Part7の長文読解やビジネス文書で、出来事や事実が明らかになる場面で見かけることがあります。ややフォーマルな表現なので、頻度は高くありません。


❓ クイズに挑戦!

自然な使い方はどっち?

  1. The flowers transpire a pleasant smell every morning.
  2. It transpired that the project was delayed due to a technical issue.

✅ クイズの答えと解説

  • 正解:2
  • 解説:1はtranspireの本来の意味と異なり、香りを放つという意味では使いません。2は事実が明らかになるという正しい使い方です。

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🤔 occur との違いは?

  • transpire:隠れていた事実や出来事が後から明らかになる、やや堅い印象があります。
  • occur:出来事が単に発生することを表し、日常的で中立的な印象です。

transpireは出来事や事実が明らかになるニュアンスが強く、occurは単に出来事が起こることを指します。transpireの方がフォーマルで限定的な場面で使われます。


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