【toil】の意味・使い方・例文 ― laborとの違い【TOEIC英単語】


🔰 toilの発音と意味

[動詞] 骨の折れる仕事をする
[名詞] 骨の折れる仕事(不可算)

長時間にわたって苦労しながら働くことや、非常に大変な努力を指します。単なる仕事よりも、肉体的・精神的にきつい作業や苦労を強調する際に使われます。

この単語は中英語の“toilen”(苦労する)に由来し、さらに古フランス語“toiler”(戦う、苦しむ)から派生しています。語幹は“toil”で、接頭辞や接尾辞はありません。


✏️ toilの例文

【日常英会話】
He toiled all day in the field.
 彼は一日中畑で苦労して働きました。

She toiled over her homework until midnight.
 彼女は深夜まで宿題に苦労して取り組みました。

【ビジネス英語】
Despite toiling for years on the project, the team received little recognition for their efforts.
 何年もそのプロジェクトに苦労して取り組んだにもかかわらず、チームはほとんど評価されませんでした。


🎯 TOEICの出題頻度と傾向

  • 難易度:★★★★☆
  • 出題パート:Part7(文書問題)

Part7の長文読解で、努力や苦労を表す文脈で登場することがあります。やや難易度が高い語ですが、文脈から意味を推測できる場合が多いです。


❓ クイズに挑戦!

自然な使い方はどっち?

  1. He toiled through the night to finish the report.
  2. He toiled to the store to buy some milk.

✅ クイズの答えと解説

  • 正解:1
  • 解説:1は「苦労してレポートを仕上げた」という意味で正しい使い方です。2は「店に牛乳を買いに苦労して行った」となり、不自然な文脈です。

少し迷ったあなたも、
カンタンだったあなたも、
次の理解へつなげよう👇️


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🤔 labor との違いは?

  • toil:苦労や困難を伴う重労働や努力を強く感じさせます。
  • labor:単に働くことや労働そのものを指し、苦労や困難のニュアンスは必ずしも含みません。

toilは苦労や困難を強調した働き方を指しますが、laborは一般的な労働や作業全般を表します。toilの方がより否定的で大変な印象を与えます。