【to the best of one's ability】の意味・使い方・例文 ― as much as possibleとの違い【TOEIC英単語】
🔰 to the best of one’s abilityの発音と意味
[熟語] 自分の能力の限り(できるだけ)
自分が持っている力や能力を最大限に発揮して物事に取り組むことを表します。何かをするときに「できる限り頑張る」という意味で使われます。
この表現は英語の慣用句で、to(〜まで)、the best(最善)、of one’s ability(自分の能力の)という複数の単語から成り立っています。直訳すると「自分の能力の最善まで」となり、19世紀ごろから使われている表現です。
✏️ to the best of one’s abilityの例文
【日常英会話】
I finished the project to the best of my ability.
私は自分の力の限りそのプロジェクトを終えました。
She answered the questions to the best of her ability.
彼女は自分の力の限り質問に答えました。
【ビジネス英語】
The manager promised to handle the situation to the best of his ability, ensuring all team members were supported.
マネージャーは、すべてのチームメンバーが支援されるよう、自分の能力の限り状況に対応すると約束しました。
🎯 TOEICの出題頻度と傾向
- 難易度:★★★☆☆
- 出題パート:Part7(文書問題)
Part7の長文読解やメール文などで、努力や誠意を表す表現として頻出します。依頼や報告の文脈でよく見かけます。
❓ クイズに挑戦!
自然な使い方はどっち?
- He finished the test to the best of his knowledge.
- He finished the test to the best of his ability.
✅ クイズの答えと解説
- 正解:2
- 解説:2は「自分の能力の限りテストを終えた」という意味で正しいです。1は「自分の知識の限り」となり、意味が異なります。
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🤔 as much as possible との違いは?
- to the best of one’s ability:自分が持っている力を最大限に発揮する、全力を尽くすという強い意志を感じさせます。
- as much as possible:できる限りという意味ですが、状況や能力の限界まで努力するニュアンスがあり、やや幅広い場面で使われます。
to the best of one’s abilityは「自分の能力の限界まで全力で」という意味が強く、as much as possibleは「できるだけ」という幅広い意味で使われます。前者は努力や誠意を強調したいときに適しています。