【thou】の意味・使い方・例文 ― youとの違い【TOEIC英単語】


🔰 thouの発音と意味

[代名詞] 汝(なんじ)、あなた(古語)

thou は、英語の古語で「あなた」を意味する二人称単数の主格代名詞です。現代英語ではほとんど使われず、詩や聖書、古典文学で見かけます。

語源は古英語「þū(thou)」に由来し、ドイツ語の「du」など他のゲルマン語派の言語と同じ起源を持ちます。かつては親しい間柄や目下の人に使われていました。


✏️ thouの例文

【日常会話】
Thou art my friend.
 汝は我が友なり。

【ビジネス英語】
(ビジネスでは通常使われませんが、例として)
If thou agree, we shall proceed.
 もし汝が同意するなら、我々は進めよう。


🎯 TOEICの出題頻度と傾向

  • 難易度:★★★★★
  • 出題パート:Part 7(長文読解)

TOEICでは現代英語の実用表現が中心のため、thouはほとんど出題されません。ただし、歴史的な引用や文学的な文脈で登場することがあります。


❓ クイズに挑戦!

正しい使い方はどっち?

  1. Thou art wise.
  2. Thou are wise.

✅ クイズの答えと解説

  • 正解:1
  • 解説:古語のthouにはbe動詞の「art」が正しい組み合わせです。

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🤔 you との違いは?

  • thou:古い英語で「あなた」。親しい相手や目下の人に使われ、現代では詩や聖書などでしか見かけない。
  • you:現代英語の「あなた」。単数・複数どちらにも使え、フォーマル・カジュアル問わず広く使われる。

thouは歴史的・文学的な響きがあり、現代英語ではyouが一般的です。


🧩 あわせて覚えたい

  • thee:thouの目的格(汝を)
  • ye:古英語の二人称複数主格(あなたたち)

📖 できればこれも

  • thy:thouの所有格(汝の)
  • thine:thouの所有代名詞(汝のもの)