【tactful】の意味・使い方・例文 ― diplomaticとの違い【TOEIC英単語】


🔰 tactfulの発音と意味

[形容詞] 機転が利く
[形容詞] 気配りができる

相手の気持ちや状況に配慮し、失礼にならないように上手に対応することを表します。人間関係やビジネスの場面で、デリケートな話題や難しい状況でも円滑に物事を進める際によく使われます。

この語はラテン語の「tactus(触れる)」に由来し、英語の「tact(機転、気配り)」に形容詞を作る接尾辞「-ful」が付いてできています。もともとは「触れる感覚がある」という意味から、相手の気持ちに敏感で配慮できるという意味に発展しました。


✏️ tactfulの例文

【日常英会話】
She was very tactful when giving me advice.
 彼女は私にアドバイスをくれるとき、とても気配りがありました。

You need to be tactful when talking about this topic.
 この話題について話すときは、気をつかう必要があります。

【ビジネス英語】
In order to resolve the conflict, the manager handled the situation in a tactful and professional manner.
 その対立を解決するために、マネージャーは状況を気配りとプロ意識をもって対応しました。


🎯 TOEICの出題頻度と傾向

  • 難易度:★★★★☆
  • 出題パート:Part7(文書問題)

Part7の長文読解やメール文で、配慮や気遣いを表す表現として出題されることが多いです。ビジネスシーンのやり取りで頻出します。


❓ クイズに挑戦!

自然な使い方はどっち?

  1. He was tactful when he declined the invitation.
  2. He was tactful to declined the invitation.

✅ クイズの答えと解説

  • 正解:1
  • 解説:1は文法的に正しく、意味も自然です。2はtoの後に動詞の原形が必要ですが、declinedとなっているため誤りです。

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🤔 diplomatic との違いは?

  • tactful:相手の気持ちや状況に細やかに配慮し、角が立たないように物事を伝える柔らかさがあります。
  • diplomatic:相手との関係を壊さず、利害の調整や交渉を上手に進めるための配慮や戦略的な立ち回りを強調します。

tactfulは相手の気持ちに寄り添いながらやんわりと伝える柔らかさがあり、diplomaticは利害調整や交渉の場面での戦略的な配慮を強調します。どちらも配慮を示しますが、tactfulは個人間の気遣い、diplomaticは組織や立場を意識した配慮に使われやすいです。


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