【tacit】の意味・使い方・例文 ― explicitとの違い【TOEIC英単語】
🔰 tacitの発音と意味
[形容詞] 暗黙の
言葉に出さずに、自然と理解されていることや、はっきりとは表現されていないが認識されていることを指します。多くの場合、合意や了解などが明示されずに成立している状況で使われます。
この単語はラテン語の “tacitus”(黙っている、沈黙した)に由来します。語幹は “tac-"(黙る)で、英語では形容詞として使われています。
✏️ tacitの例文
【日常英会話】
There was a tacit agreement between them.
彼らの間には暗黙の合意がありました。
His tacit approval made everyone feel comfortable.
彼の暗黙の承認で皆が安心しました。
【ビジネス英語】
In many business negotiations, a tacit understanding can be just as important as a written contract.
多くのビジネス交渉では、暗黙の了解が書面による契約と同じくらい重要な場合があります。
🎯 TOEICの出題頻度と傾向
- 難易度:★★★★☆
- 出題パート:Part7(文書問題)
Part7の長文読解やビジネスメールで、暗黙の了解や合意を表す文脈で出題されることが多いです。
❓ クイズに挑戦!
自然な使い方はどっち?
- The team had a tacit rule about arriving early.
- The team had a tacitly rule about arriving early.
✅ クイズの答えと解説
- 正解:1
- 解説:1は正しい形容詞の使い方です。2は副詞の形になっており、名詞を修飾できないため不適切です。
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🤔 explicit との違いは?
- tacit:言葉にしなくても自然と伝わる、控えめで間接的な印象があります。
- explicit:はっきりと明示され、誰にでも分かるように示される印象があります。
tacitは言葉にせずに伝わる控えめなニュアンスがあり、explicitは明確に言葉や文章で示す場合に使われます。会議やビジネスの場面では、tacitは空気を読むような合意、explicitは文書や発言で明確に示す合意に使い分けます。