【symbiotic】の意味・使い方・例文 ― mutualとの違い【TOEIC英単語】
🔰 symbioticの発音と意味
[形容詞] 共生の
[形容詞] 相互に利益を与える
生物同士が互いに影響し合いながら共に生きている関係や、そのような関係にあることを表す言葉です。生物学の分野でよく使われますが、比喩的に人間関係や組織の関係にも使われることがあります。
この単語はギリシャ語の「symbiosis(共生)」に由来し、「sym-(共に)」と「bios(生命)」が組み合わさっています。形容詞化するために英語の接尾辞「-ic」が付いています。
✏️ symbioticの例文
【日常英会話】
Bees and flowers have a symbiotic relationship.
ハチと花は共生関係にあります。
Some fish live in a symbiotic way with sea anemones.
ある魚はイソギンチャクと共生的に暮らしています。
【ビジネス英語】
The two companies formed a symbiotic partnership to leverage each other’s strengths in the competitive market.
その2社は競争の激しい市場で互いの強みを活かすため、共生的な提携関係を築きました。
🎯 TOEICの出題頻度と傾向
- 難易度:★★★★☆
- 出題パート:Part7(文書問題)
Part7の長文読解や科学・ビジネス分野の説明文で見かけることが多い語です。専門的な内容や比喩的な表現で出題される傾向があります。
❓ クイズに挑戦!
自然な使い方はどっち?
- The symbiotic plants competed fiercely for sunlight.
- The symbiotic bacteria helped the plant absorb nutrients.
✅ クイズの答えと解説
- 正解:2
- 解説:1は「激しく競争する」とあり、共生の意味に合いません。2は共生関係で互いに利益を与える内容なので正しいです。
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🤔 mutual との違いは?
- symbiotic:生物や組織が互いに助け合いながら共に存在する関係を表す、やや専門的な響きがあります。
- mutual:互いに利益を与える関係を広く指し、必ずしも生物学的な文脈に限りません。
symbioticは生物学的な共生や比喩的な協力関係を強調しますが、mutualは単に「お互いに」という意味で、必ずしも助け合いや共存を含みません。
🧩 あわせて覚えたい
- cooperative(協力的な)
- parasitic(寄生的な)
📖 できればこれも
- reciprocal(相互の)
- collaborative(協力的な)