【subvert】の意味・使い方・例文 ― overthrowとの違い【TOEIC英単語】


🔰 subvertの発音と意味

[動詞] (体制や制度などを)覆す、転覆させる

社会の秩序や政府、組織などの基盤を密かに壊したり、弱体化させたりする意味で使われます。直接的な攻撃ではなく、内側から徐々に崩すニュアンスがあります。

この単語はラテン語の“subvertere”(下からひっくり返す)が語源です。接頭辞“sub-”(下に)と“vertere”(回す、向ける)が組み合わさってできています。


✏️ subvertの例文

【日常英会話】
He tried to subvert the rules at school.
 彼は学校の規則を覆そうとしました。

Some people want to subvert the system.
 一部の人々はその体制を転覆させたがっています。

【ビジネス英語】
The company implemented strict policies to prevent employees from attempting to subvert its internal procedures.
 その会社は従業員が内部手続きを覆そうとするのを防ぐため、厳格な方針を導入しました。


🎯 TOEICの出題頻度と傾向

  • 難易度:★★★★☆
  • 出題パート:Part7(文書問題)

Part7の長文読解や記事、法務関連の内容で見かけることがあります。直接的な表現よりもやや難易度が高い語です。


❓ クイズに挑戦!

自然な使い方はどっち?

  1. He subvert the cake for the party.
  2. They tried to subvert the government by spreading false information.

✅ クイズの答えと解説

  • 正解:2
  • 解説:1はsubvertの意味に合わず、ケーキを覆すという使い方は不自然です。2は政府を転覆させるという意味で正しい使い方です。

少し迷ったあなたも、
カンタンだったあなたも、
積み重ねが力になる👇️


🚀 今が英語力を伸ばすチャンス! (PR)

\英語が楽しくなる工夫/
【スタディサプリ ENGLISH】

🤔 overthrow との違いは?

  • subvert:密かに体制や秩序を壊す、破壊的な印象があります。
  • overthrow:直接的に権力や体制を力で倒す、劇的な印象があります。

subvertは内側から徐々に壊すニュアンスが強く、overthrowは外から力で一気に倒す場面で使われます。


🧩 あわせて覚えたい


📖 できればこれも