【subcontracting】の意味・使い方・例文 ― outsourcingとの違い【TOEIC英単語】


🔰 subcontractingの発音と意味

[名詞] 下請け(不可算)

主に企業が自社の業務の一部を他の会社に委託することを指します。特に製造や建設などの分野で、元請け企業が専門的な作業や工程を外部の下請け業者に任せる場合によく使われます。

この語はラテン語の sub(下)と contract(契約)に由来し、接頭辞 sub-(下位の)と contract(契約する)に動名詞の接尾辞 -ing が付いてできた言葉です。19世紀後半からビジネス用語として使われ始めました。


✏️ subcontractingの例文

【日常英会話】
Our company is subcontracting some work to a local firm.
 私たちの会社は一部の仕事を地元の会社に下請けしています。

Subcontracting can help reduce costs.
 下請けはコスト削減に役立つことがあります。

【ビジネス英語】
Due to increased demand, the manufacturer expanded its subcontracting agreements to ensure timely delivery of all components.
 需要の増加により、そのメーカーはすべての部品を期限内に納品するために下請け契約を拡大しました。


🎯 TOEICの出題頻度と傾向

  • 難易度:★★★★☆
  • 出題パート:Part7(文書問題)

Part7の長文読解やビジネス関連の記事で頻出します。契約や業務分担に関する文脈でよく見かけます。


❓ クイズに挑戦!

自然な使い方はどっち?

  1. The company saved costs by subcontracting some of its work to smaller firms.
  2. The company saved costs by subcontracting some of its work from smaller firms.

✅ クイズの答えと解説

  • 正解:1
  • 解説:正解は1です。subcontractingは業務を他社に委託する意味なので、toが正しく、fromは意味が逆になってしまいます。

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🤔 outsourcing との違いは?

  • subcontracting:業務の一部を他社に委託するという実務的で中立的な印象です。
  • outsourcing:自社の業務全体や機能を外部に委託する広い意味合いで使われ、より包括的な印象です。

subcontractingは特定の業務や工程を他社に任せる場合に使い、outsourcingは会社の機能や部門ごと外部委託する場合に使います。subcontractingの方が範囲が限定的です。


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