【specter】の意味・使い方・例文 ― ghostとの違い【TOEIC英単語】


🔰 specterの発音と意味

[名詞] 幽霊(可算)
[名詞] 不安や恐れの象徴(可算)

実際に姿が見える幽霊や、目に見えないが人々に不安や恐怖を与える存在や状況を指します。比喩的に、将来への不安や危機感を表す際にも使われます。

この語はラテン語の“spectrum”(姿、幻影)に由来し、英語では18世紀ごろから使われ始めました。語幹“spect-”は「見る」を意味し、“-er”は名詞化の役割を持っています。


✏️ specterの例文

【日常英会話】
He was afraid of the specter in the old house.
 彼はその古い家の幽霊を怖がっていました。

The specter of failure worried her.
 失敗の不安が彼女を悩ませました。

【ビジネス英語】
The specter of economic recession forced the company to reconsider its investment plans.
 景気後退の不安が、その会社に投資計画の見直しを迫りました。


🎯 TOEICの出題頻度と傾向

  • 難易度:★★★★☆
  • 出題パート:Part7(文書問題)

Part7の長文読解や記事で、比喩的に危機や不安を表す表現として出題されることがあります。直接的な幽霊の意味よりも、抽象的な使われ方が多いです。


❓ クイズに挑戦!

自然な使い方はどっち?

  1. The specter of war made everyone anxious.
  2. The specter is a type of delicious fruit.

✅ クイズの答えと解説

  • 正解:1
  • 解説:1は「戦争の不安」という意味で正しい使い方です。2は「果物」として使っており、意味が間違っています。

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🤔 ghost との違いは?

  • specter:不安や恐怖を象徴する、重く暗い印象を持つ言葉です。
  • ghost:死者の霊や幽霊そのものを指し、物理的な存在感や怖さが強調されます。

specterは現実に現れるというよりも、心の中にある不安や恐怖の象徴として使われやすいです。ghostは実際に現れる幽霊や霊的存在を指し、より具体的で直接的な怖さがあります。


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