【solvency】の意味・使い方・例文 ― liquidityとの違い【TOEIC英単語】
🔰 solvencyの発音と意味
[名詞] 支払い能力（不可算）
企業や個人が長期的に債務を返済できるかどうか、つまり財務的に健全であるかを示す言葉です。主にビジネスや金融の場面で使われます。
この語はラテン語の“solvere”（解く、支払う）に由来し、英語の接尾辞“-ency”が付いて「支払い能力」という意味になりました。語幹“solv-”は「解決する」や「支払う」という意味を持っています。
✏️ solvencyの例文
【日常英会話】
The company’s solvency is strong.
その会社の支払い能力は強いです。
Solvency is important for any business.
支払い能力はどんなビジネスにも重要です。
【ビジネス英語】
After the audit, the board discussed the company’s solvency and its ability to meet long-term obligations.
監査の後、取締役会は会社の支払い能力と長期的な債務履行能力について議論しました。
🎯 TOEICの出題頻度と傾向
- 難易度：★★★★☆
- 出題パート：Part7（文書問題）
Part7の長文読解やビジネス関連の記事で、企業の財務状況を説明する際によく登場します。金融や会計の文脈で出題されることが多いです。
❓ クイズに挑戦！
自然な使い方はどっち？
- The company’s solvency allowed it to pay all its debts on time.
- The company’s solvency caused it to delay payments to its suppliers.
✅ クイズの答えと解説
- 正解：1
- 解説：solvencyは『支払い能力があること』を意味します。1は正しい使い方ですが、2は意味が逆になっています。
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🤔 liquidity との違いは？
- solvency：長期的な視点での財務の健全性や債務返済能力を強調します。
- liquidity：短期的な現金化のしやすさや流動資産の多さを表します。
solvencyは長期的な支払い能力や財務の安定性を示し、liquidityは短期的な現金化のしやすさや即時の支払い能力を指します。企業の健全性を評価する際、両者は異なる観点から使い分けられます。
🧩 あわせて覚えたい
- bankruptcy（破産）
- insolvency（支払不能）