【sly】の意味・使い方・例文 ― cunningとの違い【TOEIC英単語】


🔰 slyの発音と意味

[形容詞] ずる賢い
[形容詞] こっそりした

人をだましたり、自分の利益のためにこっそりと行動する様子を表します。相手に気づかれないように抜け目なく立ち回るニュアンスがあります。

この単語は中英語の ‘sly’ から来ており、古英語の ‘slēaġ’(賢い、巧妙な)に由来します。語幹のみで構成されており、接頭辞や接尾辞はありません。


✏️ slyの例文

【日常英会話】
He gave me a sly smile.
 彼は私にずるそうな笑みを浮かべました。

The sly fox escaped from the trap.
 そのずる賢いキツネは罠から逃げました。

【ビジネス英語】
During the meeting, his sly comments made everyone question his true intentions.
 会議中、彼のずる賢い発言が皆に彼の本当の意図を疑わせました。


🎯 TOEICの出題頻度と傾向

  • 難易度:★★★☆☆
  • 出題パート:Part7(文書問題)

Part7の長文読解や人物描写で、登場人物の性格や行動を表す際に出題されることがあります。直接的なビジネス用語ではありませんが、人物評価の文脈で見かけます。


❓ クイズに挑戦!

自然な使い方はどっち?

  1. He is sly about his favorite color.
  2. He is sly when he hides the truth from others.

✅ クイズの答えと解説

  • 正解:2
  • 解説:1は「好きな色についてずる賢い」という意味になり不自然です。2は「他人に真実を隠すときにずる賢い」という意味で正しい使い方です。

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🤔 cunning との違いは?

  • sly:相手をだます意図があり、こっそりと抜け目なく行動する印象です。
  • cunning:計画的で頭を使って人をだます印象が強く、策略的なニュアンスがあります。

どちらも人をだますニュアンスがありますが、slyはこっそりと抜け目なく行動する印象が強く、cunningはより計画的で策略的な印象が強いです。


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