【slide rule】の意味・使い方・例文 ― calculatorとの違い【TOEIC英単語】
🔰 slide ruleの発音と意味
[名詞] 計算尺(可算)
主に20世紀前半まで使われていた、長さの異なる目盛り付きの棒をスライドさせて掛け算や割り算などの計算を行う道具です。電卓が普及する前の科学や工学の現場で広く利用されていました。
「slide」は「滑る」、「rule」は「定規」を意味し、2つの単語が組み合わさってできた複合語です。英語圏では17世紀に発明され、ラテン語の「regula」(定規)に由来する「rule」と、古英語の「slidan」(滑る)から派生した「slide」が使われています。
✏️ slide ruleの例文
【日常英会話】
He learned how to use a slide rule in school.
彼は学校で計算尺の使い方を習いました。
My grandfather still keeps his old slide rule.
私の祖父は今でも古い計算尺を持っています。
【ビジネス英語】
Before electronic calculators became common, engineers relied on the slide rule for complex mathematical calculations.
電子計算機が普及する前は、技術者たちは複雑な計算を行うために計算尺に頼っていました。
🎯 TOEICの出題頻度と傾向
- 難易度:★★★☆☆
- 出題パート:Part7(文書問題)
Part7の長文や説明文で、過去の技術や道具の話題として登場することがあります。現代ではあまり見かけませんが、歴史や比較の文脈で出題されることがあります。
❓ クイズに挑戦!
自然な使い方はどっち?
- He used a slide rule to solve the math problem.
- He used a slide rule to write an essay.
✅ クイズの答えと解説
- 正解:1
- 解説:1は計算尺を使って数学の問題を解くという正しい使い方です。2は計算尺でエッセイを書くのは不適切です。
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🤔 calculator との違いは?
- slide rule:昔ながらの計算道具として、やや懐かしさや専門性を感じさせます。
- calculator:現代的で便利な電子機器という印象が強く、日常的な計算にも使われます。
slide ruleは主に過去の科学技術の現場で使われた道具で、専門的かつ歴史的な響きがあります。calculatorは現代的で幅広い場面で使われる一般的な計算機です。
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- compass(コンパス)
- protractor(分度器)