【setback】の意味・使い方・例文 ― obstacleとの違い【TOEIC英単語】


🔰 setbackの発音と意味

[名詞] 予期しない後退や挫折(可算)

計画や進行中の物事が思い通りに進まず、一時的に後退したり遅れたりする状況を表します。失敗や障害によって進捗が妨げられる場合によく使われます。

この単語は「set(置く)」と「back(後ろへ)」が組み合わさったもので、19世紀後半のアメリカ英語に由来します。元々は建築用語として使われていましたが、現在は一般的に「進行の妨げ」や「後退」を意味します。


✏️ setbackの例文

【日常英会話】
We faced a setback in our project.
 私たちのプロジェクトで後退がありました。

The team suffered a setback after losing the game.
 チームは試合に負けて挫折を味わいました。

【ビジネス英語】
Despite the unexpected setback, the company managed to deliver the product on time by working overtime.
 予期しない後退があったにもかかわらず、会社は残業をして製品を予定通り納品しました。


🎯 TOEICの出題頻度と傾向

  • 難易度:★★★☆☆
  • 出題パート:Part7(文書問題)

Part7の長文読解やビジネス関連のメール・記事で、計画の遅れや問題点を説明する際によく登場します。


❓ クイズに挑戦!

自然な使い方はどっち?

  1. The team suffered a setback when their best player was injured.
  2. The team enjoyed a setback after winning the championship.

✅ クイズの答えと解説

  • 正解:1
  • 解説:setbackは『妨げ・逆境』という意味です。1は選手の負傷で困難が生じた文なので正解、2は『優勝後にsetbackを楽しむ』という文脈が不自然なので不正解です。

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🤔 obstacle との違いは?

  • setback:一時的な後退や進行の遅れを否定的に表します。
  • obstacle:進行を妨げる障害や壁を指し、物理的・抽象的な「障害物」として使われます。

setbackは計画や進行が一時的に後退する状況を指し、obstacleは進行を妨げる障害物そのものを指します。setbackは「遅れ」や「挫折」のニュアンスが強く、obstacleは「乗り越えるべき壁」という意味合いが強いです。


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