【sedition】の意味・使い方・例文 ― treasonとの違い【TOEIC英単語】
🔰 seditionの発音と意味
[名詞] 扇動(不可算)
政府や権力に対して反抗を促したり、人々を扇動して秩序を乱そうとする行為や言動を指します。法律や政治の文脈で使われることが多く、反乱や暴動を引き起こす目的で行われる活動を表します。
この語はラテン語の“seditio”(分裂、反乱)に由来し、“se-”(離れて)と“itio”(行くこと)が組み合わさっています。英語では16世紀ごろから政治的な反乱や扇動の意味で使われるようになりました。
✏️ seditionの例文
【日常英会話】
He was arrested for sedition.
彼は扇動の罪で逮捕されました。
Talking about sedition is dangerous in some countries.
一部の国では扇動について話すことは危険です。
【ビジネス英語】
The government passed new laws to prevent sedition and maintain public order during the crisis.
政府は危機の間、扇動を防ぎ公共の秩序を維持するために新しい法律を可決しました。
🎯 TOEICの出題頻度と傾向
- 難易度:★★★★★
- 出題パート:Part7(文書問題)
Part7の長文読解や記事、法務関連の内容でまれに登場します。難易度が高く、法律や政治の話題で使われることが多いです。
❓ クイズに挑戦!
自然な使い方はどっち?
- He was praised for his sedition against the government.
- He was arrested for his sedition against the government.
✅ クイズの答えと解説
- 正解:2
- 解説:1はseditionが肯定的な意味で使われており不適切です。2はseditionの否定的な意味に合っています。
少し迷ったあなたも、
カンタンだったあなたも、
ペースを崩さず進もう👇️
🚀 今が英語力を伸ばすチャンス! (PR)
🤔 treason との違いは?
- sedition:体制や権力に対して反抗的で、秩序を乱す危険な印象があります。
- treason:国家や政府に対する裏切りや反逆という、より重い犯罪の印象があります。
seditionは秩序を乱す扇動行為を指し、treasonは国家や政府そのものを裏切る重大な犯罪を指します。seditionの方が広く、treasonはより深刻な場面で使われます。
🧩 あわせて覚えたい
- rebellion(反乱)
- insurrection(暴動)
📖 できればこれも
- subversion(転覆)
- conspiracy(陰謀)