【sect】の意味・使い方・例文 ― denominationとの違い【TOEIC英単語】
🔰 sectの発音と意味
[名詞] 宗派(可算)
主に宗教や思想の分野で、ある大きな集団から分かれてできた比較的小規模なグループや派閥を指します。特定の教義や信念を共有する集団として使われることが多いです。
この語はラテン語の“secta”(道、流派)に由来し、“sequi”(従う)という動詞が語源です。英語では16世紀ごろから宗教的な分派を指す語として使われています。
✏️ sectの例文
【日常英会話】
He joined a new sect last year.
彼は昨年新しい宗派に入りました。
Some sects have very strict rules.
いくつかの宗派はとても厳しい規則を持っています。
【ビジネス英語】
The company faced challenges when employees formed sects with conflicting interests, affecting overall productivity.
従業員が対立する利害を持つ派閥を作ったことで、会社は全体の生産性に影響する課題に直面しました。
🎯 TOEICの出題頻度と傾向
- 難易度:★★★★☆
- 出題パート:Part7(文書問題)
Part7の長文読解や記事で、宗教や組織の分派について説明する際に見かけることがあります。日常会話ではあまり登場しません。
❓ クイズに挑戦!
自然な使い方はどっち?
- The small religious sect gathered every Sunday to pray together.
- The small religious sect opened a bakery to sell bread every morning.
✅ クイズの答えと解説
- 正解:1
- 解説:sectは宗教的な分派を指しますので、1は正しい使い方です。2は宗教活動と無関係な文脈なので不適切です。
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🤔 denomination との違いは?
- sect:大きな集団から分かれた比較的小規模な宗教や思想のグループを指す、やや中立的な響きです。
- denomination:宗教内の公式な分派や教派を指し、より制度的で伝統的な響きがあります。
sectは分派や小規模なグループを指し、時に主流から外れた印象を与えますが、denominationは公式な宗教の教派を指し、より制度的で中立的な場面で使われます。