【scrutiny】の意味・使い方・例文 ― inspectionとの違い【TOEIC英単語】


🔰 scrutinyの発音と意味

[名詞] 綿密な調査(不可算)

物事や状況を非常に細かく、注意深く調べることを表します。特に、疑いや問題点を見つけるために徹底的に調査・検討する場面で使われます。

この単語はラテン語の“scrutari”(ごみを探す、調べる)に由来し、英語では“scrutiny”として16世紀ごろから使われ始めました。語幹“scrut-”は「調べる」という意味を持ち、接尾辞“-iny”が名詞化しています。


✏️ scrutinyの例文

【日常英会話】
The plan is under close scrutiny.
 その計画は厳しく調査されています。

Her actions came under public scrutiny.
 彼女の行動は世間の厳しい目にさらされました。

【ビジネス英語】
The financial report was subjected to intense scrutiny by the board before approval was granted.
 財務報告書は承認される前に取締役会によって厳しく精査されました。


🎯 TOEICの出題頻度と傾向

  • 難易度:★★★★☆
  • 出題パート:Part7(文書問題)

Part7の長文読解やビジネス文書で、計画や行動が厳しく調査される場面によく登場します。ややフォーマルな語なので、記事や公式文書で見かけることが多いです。


❓ クイズに挑戦!

自然な使い方はどっち?

  1. The teacher gave the homework a quick scrutiny before returning it.
  2. The new policy is under scrutiny by the government for possible issues.

✅ クイズの答えと解説

  • 正解:2
  • 解説:1は「quick(素早い)」とscrutiny(綿密な調査)が意味的に合わず不自然です。2は政府が新しい方針を細かく調査している文脈で正しいです。

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🤔 inspection との違いは?

  • scrutiny:非常に細かく、疑いを持って徹底的に調べる印象があります。
  • inspection:inspectionは主に目視や現場での点検など、形式的・実務的な調査の印象が強いです。

scrutinyは疑いや問題点を探すために徹底的に調べるニュアンスがあり、inspectionは安全点検や品質確認など、より実務的で形式的な調査に使われます。


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