【scattering】の意味・使い方・例文 ― dispersionとの違い【TOEIC英単語】
🔰 scatteringの発音と意味
[名詞] 散乱（不可算）
[名詞] 少数の集まり（可算）
物や光、粒子などが広い範囲にばらばらに分散することや、その現象を指します。また、少数の人や物がまばらに存在する様子も表します。
この単語は動詞 scatter（ばらまく、散らす）に名詞化の接尾辞 -ing がついた形です。scatter は古英語の scaterian（散らす）に由来しています。
✏️ scatteringの例文
【日常英会話】
There was a scattering of books on the table.
テーブルの上に本がまばらに置かれていました。
A scattering of people stood in the park.
公園には少数の人が立っていました。
【ビジネス英語】
The scattering of light by small particles in the atmosphere causes the sky to appear blue during the day.
大気中の小さな粒子による光の散乱が、昼間に空が青く見える原因です。
🎯 TOEICの出題頻度と傾向
- 難易度：★★★☆☆
- 出題パート：Part7（文書問題）
科学や技術に関する長文や説明文で見かけることが多い単語です。日常会話ではあまり登場しませんが、専門的な内容で頻出します。
❓ クイズに挑戦！
自然な使い方はどっち？
- The scattering of seeds helped new plants grow in different places.
- The scattering of seeds help new plants grow in different places.
✅ クイズの答えと解説
- 正解：1
- 解説：1は主語が単数なので動詞が正しく三人称単数形になっています。2は動詞の形が一致していないため不適切です。
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🤔 dispersion との違いは？
- scattering：広い範囲にばらばらに分かれる様子や、少数がまばらに存在する印象があります。
- dispersion：複数のものが広がって分散する現象や状態を、より科学的・専門的に表す印象があります。
scatteringは日常的なばらつきやまばらな分布を表すのに使われますが、dispersionは物理や化学などで使われる専門的な分散現象を指すことが多いです。
🧩 あわせて覚えたい
- spread（広がり）
- distribution（分布）