【scarcely】の意味・使い方・例文 ― barelyとの違い【TOEIC英単語】


🔰 scarcelyの発音と意味

[副詞] ほとんど〜ない

数量や頻度が非常に少ないことや、何かがほとんど起こらないことを表す語です。否定的な意味合いをやんわりと伝えるときによく使われます。

この語はラテン語の ’excarpsus’(削り取られた)を語源とし、古フランス語 ’escarsement’ を経て英語に入りました。語幹 ‘scarce’(乏しい)に副詞を作る接尾辞 ‘-ly’ が付いています。


✏️ scarcelyの例文

【日常英会話】
I scarcely know anyone at this party.
 私はこのパーティーでほとんど誰も知りません。

She could scarcely believe her eyes.
 彼女は自分の目をほとんど信じられませんでした。

【ビジネス英語】
Due to the tight deadline, we scarcely had enough time to review the final report before submission.
 締め切りが厳しかったため、私たちは提出前に最終報告書を見直す時間がほとんどありませんでした。


🎯 TOEICの出題頻度と傾向

  • 難易度:★★★★☆
  • 出題パート:Part7(文書問題)

Part7の長文読解やビジネス文書で、数量や頻度の少なさをやんわり表現する際によく出題されます。否定的な内容を柔らかく伝える文脈で見かけます。


❓ クイズに挑戦!

自然な使い方はどっち?

  1. She had scarcely finished her homework when her friends arrived.
  2. She had scarcely finished her homework for two hours.

✅ クイズの答えと解説

  • 正解:1
  • 解説:正解は1です。scarcelyは「~するとすぐに」という意味で、1は文脈に合っています。2はfor two hoursと継続期間を表すため、scarcelyの意味に合いません。

少し迷ったあなたも、
カンタンだったあなたも、
スキマ時間を使おう👇️


🚀 今が英語力を伸ばすチャンス! (PR)

\一歩踏み出すならここ/
【スタディサプリ ENGLISH】

🤔 barely との違いは?

  • scarcely:数量や頻度が非常に少ないことをやんわりと伝える控えめな表現です。
  • barely:限界ぎりぎりや、かろうじてというニュアンスが強く、より直接的に少なさを表します。

どちらも「ほとんど〜ない」という意味ですが、scarcelyはやんわりと控えめに伝えるのに対し、barelyはより直接的で切迫感があります。


🧩 あわせて覚えたい

  • hardly(ほとんど〜ない)
  • rarely(めったに〜ない)

📖 できればこれも