【sarcasm】の意味・使い方・例文 ― ironyとの違い【TOEIC英単語】


🔰 sarcasmの発音と意味

[名詞] 皮肉(不可算)

相手をからかったり、批判したりする意図で、言葉の表面上とは逆の意味を込めて話す表現方法です。しばしばユーモアや辛辣さを伴い、聞き手に本音を伝えるために使われます。

この語はギリシャ語の ‘sarkasmos’(肉を引き裂くこと)に由来し、‘sarx’(肉)と ‘-asmos’(動作名詞化接尾辞)から成り立っています。英語には16世紀ごろにラテン語 ‘sarcasmus’ を経由して取り入れられました。


✏️ sarcasmの例文

【日常英会話】
He used sarcasm when he talked about his homework.
 彼は宿題について話すときに皮肉を使いました。

Sometimes, sarcasm can hurt people’s feelings.
 時には、皮肉が人の気持ちを傷つけることがあります。

【ビジネス英語】
During the meeting, her sarcasm about the new policy made several colleagues uncomfortable.
 会議中、彼女の新しい方針に対する皮肉が何人かの同僚を不快にさせました。


🎯 TOEICの出題頻度と傾向

  • 難易度:★★★★☆
  • 出題パート:Part7(文書問題)

Part7の長文読解や会話文で、登場人物の意図や感情を読み取る際に出題されることがあります。皮肉やユーモアのニュアンスを理解する力が問われます。


❓ クイズに挑戦!

自然な使い方はどっち?

  1. When John said, “Great job,” after I spilled the milk, he was using sarcasm.
  2. When John said, “Great job,” after I won the award, he was using sarcasm.

✅ クイズの答えと解説

  • 正解:1
  • 解説:sarcasmは皮肉や嫌味を表す言葉です。牛乳をこぼした後の「Great job」は皮肉ですが、賞を取った後の「Great job」は素直な称賛なので不適切です。

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🤔 irony との違いは?

  • sarcasm:相手をからかったり、批判したりする意図が強く、しばしば辛辣な印象を与えます。
  • irony:表面上は肯定的に見えても、実際には逆の意味を含み、必ずしも攻撃的ではなく、遠回しな表現です。

sarcasmは直接的に相手をからかったり批判したりする意図が強いのに対し、ironyは必ずしも攻撃的ではなく、より遠回しで控えめな表現として使われます。


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