【sanction】の意味・使い方・例文 ― penaltyとの違い【TOEIC英単語】
🔰 sanctionの発音と意味
[名詞] 制裁(可算)
[名詞] 認可(不可算)
[動詞] 認可する
[動詞] 制裁を科す
国や組織が他者の行動を制限したり、逆に正式に許可したりする場合に使われる語です。特に国際関係やビジネスの場面で、違反行為への罰や、公式な承認の意味で用いられます。
この語はラテン語の“sanctio”(法令、定め)に由来し、語幹“sanct-”(神聖な、定める)に接尾辞“-ion”が付いて名詞化されています。英語では15世紀ごろから使われています。
✏️ sanctionの例文
【日常英会話】
The government imposed a sanction on the company.
政府はその会社に制裁を科しました。
The plan received official sanction.
その計画は正式な認可を受けました。
【ビジネス英語】
Due to repeated violations, the board decided to impose strict sanctions on the supplier to ensure compliance.
度重なる違反のため、取締役会は供給業者に厳しい制裁を科し、順守を確保することに決めました。
🎯 TOEICの出題頻度と傾向
- 難易度:★★★★☆
- 出題パート:Part7(文書問題)
Part7の長文読解やビジネス関連の記事で、国際的な取引や規則違反に関する文脈で出題されることが多いです。
❓ クイズに挑戦!
自然な使い方はどっち?
- The company faced a sanction for breaking the law.
- The company faced a sanction for winning an award.
✅ クイズの答えと解説
- 正解:1
- 解説:1は法律違反に対する制裁で正しい使い方です。2は賞を受けたことに対して制裁を科すのは不自然です。
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🤔 penalty との違いは?
- sanction:公式な場面で、罰や認可の意味を持ち、厳格な印象があります。
- penalty:違反や規則破りに対する罰という意味が強く、否定的な印象が中心です。
sanctionは罰と認可の両方の意味がありますが、penaltyは罰に限定されます。sanctionはフォーマルな場面で幅広く使われますが、penaltyはスポーツや法律などで具体的な罰を指すことが多いです。
🧩 あわせて覚えたい
- approval(承認)
- restriction(制限)
📖 できればこれも
- regulation(規則)
- authorization(認可)