【sacrilege】の意味・使い方・例文 ― blasphemyとの違い【TOEIC英単語】


🔰 sacrilegeの発音と意味

[名詞] 神聖なものへの冒涜(不可算)

宗教的に神聖とされるものや場所、信仰対象を侮辱したり、冒涜したりする行為や言葉を指します。宗教や伝統を重んじる場面で特に使われます。

この語はラテン語の“sacrilegium”(神聖なものを盗むこと)に由来し、“sacer”(神聖な)と“legere”(集める、盗む)が組み合わさっています。英語では中世フランス語を経て“sacrilege”となりました。


✏️ sacrilegeの例文

【日常英会話】
Stealing from a church is considered sacrilege.
 教会から盗みを働くことは冒涜と見なされます。

Some people think it is sacrilege to damage ancient temples.
 古代の寺院を傷つけることは冒涜だと考える人もいます。

【ビジネス英語】
The lawyer argued that the vandalism of the religious monument was not only a crime but also an act of sacrilege against the community’s beliefs.
 弁護士は、その宗教的記念碑への破壊行為は犯罪であるだけでなく、地域社会の信仰に対する冒涜でもあると主張しました。


🎯 TOEICの出題頻度と傾向

  • 難易度:★★★★★
  • 出題パート:Part7(文書問題)

Part7の長文読解や宗教・文化に関する記事でまれに登場します。専門的な文脈で使われることが多いです。


❓ クイズに挑戦!

自然な使い方はどっち?

  1. Damaging a sacred statue is considered sacrilege.
  2. Damaging a sacred statue is considered celebration.

✅ クイズの答えと解説

  • 正解:1
  • 解説:1は神聖な像を傷つけることが冒涜であると述べており正しいです。2はcelebration(祝賀)となっており意味が合いません。

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🤔 blasphemy との違いは?

  • sacrilege:宗教的・伝統的なものに対する深い侮辱や冒涜の意味合いが強いです。
  • blasphemy:神や宗教そのものを言葉や行為で侮辱する意味合いが強いです。

sacrilegeは神聖な物や場所への冒涜に使われ、blasphemyは神や宗教そのものへの侮辱に使われます。sacrilegeは物理的な行為にも使われやすいです。


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