【retrospect】の意味・使い方・例文 ― reflectionとの違い【TOEIC英単語】


🔰 retrospectの発音と意味

[名詞] 回顧(不可算)
[動詞] 振り返って考える

過去の出来事や状況を振り返って考えることを表します。主に過去を省みて評価したり、反省したりする場面で使われます。日常会話よりもやや堅い表現です。

この語はラテン語の“retro”(後ろへ)と“specere”(見る)に由来しています。接頭辞“retro-”が「後ろへ」、語幹“spect”が「見る」という意味を持ち、合わせて「後ろを振り返って見る」という意味になります。


✏️ retrospectの例文

【日常英会話】
In retrospect, I should have studied harder.
 振り返ってみると、もっと勉強すべきでした。

She spoke about her career in retrospect.
 彼女は自分のキャリアを振り返って話しました。

【ビジネス英語】
In retrospect, the company realized that investing in new technology earlier would have improved their competitiveness.
 振り返ってみると、もっと早く新しい技術に投資していれば、会社の競争力が高まっていたと気付きました。


🎯 TOEICの出題頻度と傾向

  • 難易度:★★★★☆
  • 出題パート:Part7(文書問題)

Part7の長文読解やビジネス文書で、過去の出来事を振り返る文脈で出題されることが多いです。ややフォーマルな表現として覚えておくと役立ちます。


❓ クイズに挑戦!

自然な使い方はどっち?

  1. He made a retrospect about the future plans.
  2. In retrospect, we realized our mistake.

✅ クイズの答えと解説

  • 正解:2
  • 解説:1は「未来の計画を回顧する」となり意味が合いません。2は「振り返ってみると」という意味で正しい使い方です。

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🤔 reflection との違いは?

  • retrospect:過去を冷静に振り返る、やや堅い印象があります。
  • reflection:過去の出来事を深く考えたり、内省したりするニュアンスが強いです。

retrospectは過去を客観的に振り返る場面で使われますが、reflectionは自分の内面や経験を深く考える場合に使われやすいです。