【renege】の意味・使い方・例文 ― retractとの違い【TOEIC英単語】
🔰 renegeの発音と意味
[動詞] 約束を破る
約束や合意したことを守らずに反故にする、または取り消すことを表します。特にビジネスや契約の場面で使われることが多いです。
この単語はラテン語の“renegare”(否定する、拒否する)に由来し、接頭辞“re-”(再び)と“negare”(否定する)が組み合わさってできています。英語では16世紀ごろから使われています。
✏️ renegeの例文
【日常英会話】
He decided to renege on his promise.
彼は約束を破ることに決めました。
Don’t renege on your word.
自分の言葉を破らないでください。
【ビジネス英語】
The company faced criticism after it chose to renege on the agreement with its overseas partners.
その会社は海外の取引先との合意を反故にしたことで批判を受けました。
🎯 TOEICの出題頻度と傾向
- 難易度:★★★★★
- 出題パート:Part7(文書問題)
Part7の長文読解や契約関連の問題で、約束や合意の破棄を表す文脈で出題されることがあります。難易度が高く、上級者向けの語彙です。
❓ クイズに挑戦!
自然な使い方はどっち?
- He promised to help us move, but he decided to renege at the last minute.
- He promised to help us move, but he decided to renege the last minute.
✅ クイズの答えと解説
- 正解:1
- 解説:正解は1です。「renege」は自動詞なので、後ろに直接目的語を取らず「renege at/on…」の形で使います。2は文法的に誤りです。
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🤔 retract との違いは?
- renege:約束や合意を一方的に破る、信頼を裏切るような否定的な印象があります。
- retract:一度述べたことや発言を正式に撤回するニュアンスがあり、必ずしも約束違反とは限りません。
renegeは約束や契約を守らないことに焦点があり、信頼を損なう場面で使われます。一方、retractは発言や主張を取り消す場合に使われ、必ずしも信頼を裏切る意味は含みません。