【refinement】の意味・使い方・例文 ― improvementとの違い【TOEIC英単語】

[名詞] 洗練（不可算）
[名詞] 改良（可算）

refinementは、物事や技術、行動などをより良くするための細かな改良や、上品さ・洗練された状態を表します。特に、すでにある程度完成されたものに対して、さらに質を高めるための工夫や手直しを指すことが多いです。

refinementはラテン語の「refinire（再び精製する）」に由来し、接頭辞re-（再び）とfine（精製する）に名詞化の接尾辞-mentが付いてできた語です。元々は「精製すること」から転じて、より良くするための改良や洗練という意味になりました。

【日常英会話】
The chef made a small refinement to the recipe.
　シェフはレシピにちょっとした改良を加えました。

Her manners show great refinement.
　彼女のマナーはとても洗練されています。

【ビジネス英語】
The refinement of our customer service process resulted in higher client satisfaction and fewer complaints.
　顧客サービスのプロセスを改良したことで、顧客満足度が向上し、苦情も減りました。

🎯 TOEICの出題頻度と傾向

難易度：★★★★☆
出題パート：Part7（文書問題）

Part7の長文読解やビジネス文書で、製品やサービスの改良、洗練について述べる際によく登場します。ややフォーマルな語なので、記事や報告書で見かけることが多いです。

❓ クイズに挑戦！

自然な使い方はどっち？

The refinement of the machine made it safer to use.
The refinement of the machine made it more dangerous to use.

✅ クイズの答えと解説

正解：1
解説：1は改良によって安全になったという意味で正しいです。2は改良したのに危険になるという意味になり、不自然です。

少し迷ったあなたも、
カンタンだったあなたも、
次の理解へつなげよう👇️

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🤔 improvement との違いは？

refinement：上品さや細やかな改良、洗練された印象を与えます。
improvement：全体的な向上や改善を幅広く表し、必ずしも上品さや細部へのこだわりは含みません。

refinementは細部にこだわった上品な改良や洗練を強調しますが、improvementは全体的な向上や改善を幅広く指し、必ずしも上品さや細やかさを伴いません。

🧩 あわせて覚えたい

polish（磨き）
cultivation（教養）

📖 できればこれも

enhancement（強化）
adjustment（調整）