【rector】の意味・使い方・例文 ― principalとの違い【TOEIC英単語】


🔰 rectorの発音と意味

[名詞] 学長(可算)
[名詞] 教区牧師(可算)

大学や一部の教育機関で最高責任者を指す語で、特にヨーロッパの大学で使われます。また、英国国教会などで教区を担当する牧師を指す場合もあります。日本語では「学長」や「教区牧師」と訳されます。

この語はラテン語の“regere”(導く、支配する)に由来し、“-or”という名詞を作る接尾辞が付いています。中世ラテン語の“rector”から英語に取り入れられました。


✏️ rectorの例文

【日常英会話】
The rector gave a speech at the graduation ceremony.
 レクターは卒業式でスピーチをしました。

Our school appointed a new rector last year.
 私たちの学校は昨年新しいレクターを任命しました。

【ビジネス英語】
As the rector of the university, she is responsible for overseeing all academic and administrative matters.
 大学のレクターとして、彼女はすべての学術および管理業務を監督する責任があります。


🎯 TOEICの出題頻度と傾向

  • 難易度:★★★★☆
  • 出題パート:Part7(文書問題)

Part7の長文読解や教育機関に関する記事で見かけることがありますが、頻度は高くありません。主にヨーロッパの大学や宗教関連の文脈で登場します。


❓ クイズに挑戦!

自然な使い方はどっち?

  1. The rector gave a speech at the university graduation ceremony.
  2. The rector repaired the broken computers in the university lab.

✅ クイズの答えと解説

  • 正解:1
  • 解説:rectorは大学などの長(学長)を指しますので、卒業式でスピーチをするのが正しい使い方です。不正解の文はrectorの職務内容に合いません。

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🤔 principal との違いは?

  • rector:大学や教会などで組織のトップや責任者を指す、格式のある表現です。
  • principal:学校全体の運営責任者を指しますが、より一般的で幅広い教育機関に使われます。

rectorは特に大学や教会で使われる格式高い語で、principalは小中高校など幅広い教育機関の責任者に使われます。rectorの方がよりフォーマルで限定的です。


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