【quasi】の意味・使い方・例文 ― pseudoとの違い【TOEIC英単語】
🔰 quasiの発音と意味
[形容詞] 準〜、似ている〜
本物や正式なものではありませんが、それに似ていたり、部分的にその性質を持っていることを表します。学術的な文章や専門的な説明でよく使われます。
この語はラテン語の“quasi”(まるで、〜のような)に由来し、英語では接頭辞的に使われることが多いです。単独でも形容詞として使われ、他の語の前につけて「準〜」「擬似〜」という意味を加えます。
✏️ quasiの例文
【日常英会話】
He has a quasi-official position in the club.
彼はクラブで準公式の立場にあります。
This is a quasi-scientific explanation.
これは準科学的な説明です。
【ビジネス英語】
The company adopted a quasi-legal approach to resolve the dispute without going to court.
その会社は裁判に持ち込まずに紛争を解決するため、準法的な手法を採用しました。
🎯 TOEICの出題頻度と傾向
- 難易度:★★★★☆
- 出題パート:Part7(文書問題)
Part7の長文読解や専門的な記事で見かけることが多いですが、日常会話ではあまり使われません。文脈から意味を推測する力が求められます。
❓ クイズに挑戦!
自然な使い方はどっち?
- The company created a quasi-governmental agency to manage the project.
- The company created a quasi table to manage the project.
✅ クイズの答えと解説
- 正解:1
- 解説:quasiは「準~」「擬似的な」という意味なので、1は正しい使い方ですが、2は文脈的に不自然です。
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🤔 pseudo との違いは?
- quasi:本物ではないが、かなり近い性質や機能を持つことをやや客観的に表します。
- pseudo:本物に見せかけている、偽物やまがい物という否定的なニュアンスが強いです。
quasiは「本物ではないが、かなり近い」ことを中立的に述べるのに対し、pseudoは「偽物」「まがい物」といった否定的な意味合いが強くなります。
🧩 あわせて覚えたい
📖 できればこれも
- approximate(おおよその)
- analogous(類似した)