【punitive】の意味・使い方・例文 ― disciplinaryとの違い【TOEIC英単語】

🔰 punitiveの発音と意味

[形容詞] 懲罰的な

罰を与えることや、制裁を目的とした行動や措置について述べる際に使われます。特に法律や規則違反に対して科される厳しい処分や罰金などを表す場合によく用いられます。

この単語はラテン語の“punire”（罰する）に由来し、語幹“pun-”は罰を意味します。英語では“punish”（罰する）と同じ語源を持ち、“-ive”という形容詞化の接尾辞が付いています。

✏️ punitiveの例文

【日常英会話】
The school took punitive action against cheating.
　学校はカンニングに対して懲罰的な措置を取りました。

Punitive rules can make students feel stressed.
　懲罰的な規則は生徒をストレスに感じさせることがあります。

【ビジネス英語】
The company faced punitive damages after violating the environmental regulations, which significantly affected its reputation.
　その会社は環境規制違反により懲罰的損害賠償を科され、評判に大きな影響を受けました。

🎯 TOEICの出題頻度と傾向

難易度：★★★★☆
出題パート：Part7（文書問題）

Part7の長文読解や法務関連の記事で、罰則や制裁措置を説明する際によく登場します。やや難易度が高い語ですが、文脈から意味を推測できる場合も多いです。

❓ クイズに挑戦！

自然な使い方はどっち？

The company faced punitive measures after breaking the law.
The company faced punitive rewards after breaking the law.

✅ クイズの答えと解説

正解：1
解説：punitiveは『罰の、懲罰的な』という意味です。2の『punitive rewards』は意味が矛盾して不適切です。

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🤔 disciplinary との違いは？

punitive：厳しく罰する、制裁を加えるという強い否定的な印象があります。
disciplinary：規律や秩序を守るための指導的な意味合いが強く、必ずしも罰の厳しさを強調しません。

punitiveは罰そのものの厳しさや制裁の強さを強調しますが、disciplinaryは規律維持や教育的な意味合いが強く、必ずしも厳しい罰を意味しません。

🧩 あわせて覚えたい

penalty（罰則）
sanction（制裁）

📖 できればこれも

compensatory（補償的な）
retributive（報復的な）