【provost】の意味・使い方・例文 ― deanとの違い【TOEIC英単語】
🔰 provostの発音と意味
[名詞] 大学の教務担当副学長(可算)
[名詞] 長官や監督者(可算)
主に大学で教務や学術面を統括する役職を指します。アメリカやイギリスの大学で使われることが多く、学長の下で教育や研究の運営を担う重要なポジションです。また、歴史的には監督者や長官の意味でも使われてきました。
この語はラテン語の“praepositus”(前に置かれた人、長)に由来し、古フランス語“prévost”を経て英語に入りました。接頭辞“pro-”(前に)と語幹“vost”(置かれた人)から成り立っています。
✏️ provostの例文
【日常英会話】
The provost spoke at the university meeting.
プロヴォストが大学の会議で話しました。
She was appointed as the new provost last year.
彼女は昨年、新しいプロヴォストに任命されました。
【ビジネス英語】
The provost implemented new academic policies to improve the quality of education across all departments.
プロヴォストは全学部の教育の質を向上させるために新しい学術方針を導入しました。
🎯 TOEICの出題頻度と傾向
- 難易度:★★★★☆
- 出題パート:Part7(文書問題)
Part7の長文読解や大学・教育機関に関する記事で見かけることがありますが、頻度は高くありません。役職名や組織図の説明で登場することが多いです。
❓ クイズに挑戦!
自然な使い方はどっち?
- The provost is responsible for academic affairs at the university.
- The provost cleans the classrooms every morning.
✅ クイズの答えと解説
- 正解:1
- 解説:1は大学の教務担当者としての正しい役割を表しています。2は意味がずれており、教室の掃除はプロヴォストの仕事ではありません。
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🤔 dean との違いは?
- provost:大学や組織で高い権限を持つ管理職の印象が強いです。
- dean:学部や学科単位の責任者という印象が強く、より限定的な範囲を担当します。
provostは大学全体の教務や学術を統括する役職で、deanは特定の学部や学科の責任者です。provostの方がより広い範囲を管理します。
🧩 あわせて覚えたい
- chancellor(総長)
- rector(学長)