【prevalence】の意味・使い方・例文 ― incidenceとの違い【TOEIC英単語】
🔰 prevalenceの発音と意味
[名詞] 流行(不可算)
[名詞] 普及(不可算)
ある病気や現象が特定の集団や地域でどれくらい広く存在しているかを示す言葉です。主に医療や統計の分野で使われ、一定期間における割合や比率を表します。
この単語はラテン語の“praevalere”(優勢である、広く行き渡る)に由来し、“pre-”(前に)と“valere”(強い、価値がある)が組み合わさっています。英語では17世紀ごろから使われています。
✏️ prevalenceの例文
【日常英会話】
The prevalence of colds increases in winter.
風邪の流行は冬に増えます。
Doctors study the prevalence of diabetes in children.
医師たちは子どもの糖尿病の普及率を調べます。
【ビジネス英語】
Recent studies have shown a significant increase in the prevalence of mental health issues among young adults in urban areas.
最近の研究では、都市部の若年成人におけるメンタルヘルス問題の有病率が大幅に増加していることが示されています。
🎯 TOEICの出題頻度と傾向
- 難易度:★★★★☆
- 出題パート:Part7(文書問題)
Part7の長文読解や記事問題で、医療や社会問題の統計データを説明する際によく出題されます。文脈から意味を推測する力が求められます。
❓ クイズに挑戦!
自然な使い方はどっち?
- The prevalence of smoking has decreased in many countries over the past decade.
- The prevalence of smoking will decrease if people stopped yesterday.
✅ クイズの答えと解説
- 正解:1
- 解説:正解は1です。「prevalence」は現時点や過去の広まり・普及を表すため、2のように仮定や過去の一時的な行動には通常使いません。
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🤔 incidence との違いは?
- prevalence:ある現象や病気がどれくらい広く存在しているかを客観的に示します。
- incidence:新たに発生した件数や発症率を示し、期間内の新規発生に焦点を当てます。
prevalenceは全体にどれだけ存在しているかの割合を示し、incidenceは新たに発生した件数や発症率を指します。医療統計では使い分けが重要です。
🧩 あわせて覚えたい
📖 できればこれも
- proportion(割合)
- distribution(分布)