【precursor】の意味・使い方・例文 ― forerunnerとの違い【TOEIC英単語】


🔰 precursorの発音と意味

[名詞] 先駆者(可算)
[名詞] 前兆(可算)
[名詞] 前駆体(可算)

ある出来事や現象、物質などが現れる前に、それを先取りして現れるものや人を指します。科学分野では、ある物質が別の物質に変化する前の段階のものを指すこともあります。

この単語はラテン語の “praecursor”(先に走る者)に由来し、“prae-"(前に)と “currere”(走る)が組み合わさっています。英語では16世紀ごろから使われています。


✏️ precursorの例文

【日常英会話】
The dark clouds were a precursor to the storm.
 黒い雲は嵐の前兆でした。

This chemical is a precursor to plastic.
 この化学物質はプラスチックの前駆体です。

【ビジネス英語】
The invention of the telegraph was a precursor to modern communication technologies used in business today.
 電信の発明は、今日ビジネスで使われている現代の通信技術の先駆けでした。


🎯 TOEICの出題頻度と傾向

  • 難易度:★★★★☆
  • 出題パート:Part7(文書問題)

Part7の長文読解や科学・技術系の記事で見かけることが多いです。専門的な内容で前駆体や先駆者を説明する際によく使われます。


❓ クイズに挑戦!

自然な使い方はどっち?

  1. The invention of the steam engine was a precursor to modern trains.
  2. The invention of the steam engine was a result to modern trains.

✅ クイズの答えと解説

  • 正解:1
  • 解説:1は「先駆け」という意味で正しいです。2は「result to」という表現が不自然で意味が通じません。

少し迷ったあなたも、
カンタンだったあなたも、
学びの波に乗ろう👇️


🚀 今が英語力を伸ばすチャンス! (PR)

\成果を出す学習習慣/
【スタディサプリ ENGLISH】

🤔 forerunner との違いは?

  • precursor:何かが現れる前に、そのきっかけや前触れとなるものを指します。
  • forerunner:先に現れて後のものを導く存在を指しますが、歴史的・人物的な文脈で使われることが多いです。

precursorは科学や技術など幅広い分野で「前兆」や「前駆体」として使われ、forerunnerは特に人や出来事の「先駆者」として歴史的な文脈で使われやすいです。


🧩 あわせて覚えたい


📖 できればこれも