【plebiscite】の意味・使い方・例文 ― referendumとの違い【TOEIC英単語】
🔰 plebisciteの発音と意味
[名詞] 国民投票(可算)
国の重要な政策や憲法改正などについて、国民全体の直接投票によって意思を問う制度やその投票自体を指します。特に政府や議会ではなく、国民の意思を直接反映させる点が特徴です。
この語はラテン語の“plebiscitum”(民会の決議)に由来し、“plebs”(民衆)と“scitum”(決定)から成り立っています。19世紀フランス語“plébiscite”を経て英語に入った語です。
✏️ plebisciteの例文
【日常英会話】
The country held a plebiscite to decide the new law.
その国は新しい法律を決めるために国民投票を行いました。
People voted in the plebiscite last Sunday.
人々は先週の日曜日に国民投票で投票しました。
【ビジネス英語】
The government announced that a plebiscite would be conducted to determine public support for the constitutional amendment.
政府は憲法改正への国民の支持を問うために国民投票を実施すると発表しました。
🎯 TOEICの出題頻度と傾向
- 難易度:★★★★★
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Part7の長文読解や記事文で、政治や法律に関する話題でまれに登場します。一般的な語彙ではありませんが、専門的な内容で出題されることがあります。
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自然な使い方はどっち?
- The plebiscite allowed citizens to choose their country’s leader directly.
- The plebiscite was a small meeting between company managers.
✅ クイズの答えと解説
- 正解:1
- 解説:1は国民投票の意味に合っています。2は会議の意味になっており不適切です。
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🤔 referendum との違いは?
- plebiscite:公的で厳粛な場面で使われ、国民全体の意思を直接問う重みがあります。
- referendum:一般的な住民投票や国民投票を幅広く指し、必ずしも国家レベルや重大な案件に限りません。
plebisciteは国家の重要事項や憲法改正など大きなテーマで使われることが多く、referendumは地方自治体の住民投票なども含めて幅広く使われます。
🧩 あわせて覚えたい
📖 できればこれも
- legislation(立法)
- constitution(憲法)