【pester】の意味・使い方・例文 ― botherとの違い【TOEIC英単語】


🔰 pesterの発音と意味

[動詞] しつこく悩ませる

相手が嫌がるほど何度も繰り返し頼んだり、質問したりして困らせることを表します。迷惑をかけるようなしつこさが強調されます。

この単語は中英語の“pestre”に由来し、もともとは「疫病」や「害虫」を意味するラテン語“pestis”が語源です。そこから「しつこく悩ませる」という意味に発展しました。


✏️ pesterの例文

【日常英会話】
Stop pestering your sister while she is studying.
 お姉ちゃんが勉強している間、しつこくしないで。

He kept pestering me with questions.
 彼は私に質問をしつこくし続けました。

【ビジネス英語】
The customer pestered the support team with repeated requests for updates on his order status.
 その顧客は注文状況について何度もサポートチームに問い合わせて困らせました。


🎯 TOEICの出題頻度と傾向

  • 難易度:★★★☆☆
  • 出題パート:Part7(文書問題)

Part7の長文読解やメール文で、しつこく問い合わせる・催促する場面で見かけることがあります。やや否定的なニュアンスを持つ動詞として出題されます。


❓ クイズに挑戦!

自然な使い方はどっち?

  1. She pestered her friend to borrow his car for a week.
  2. He pestered his teacher with the same question again and again.

✅ クイズの答えと解説

  • 正解:2
  • 解説:1は「車を1週間借りるよう友人にしつこく頼んだ」という意味で文法的には正しいですが、pesterは何度も繰り返して困らせるニュアンスが強く、2のように同じ質問を何度もする場面がより適切です。

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🤔 bother との違いは?

  • pester:相手が迷惑に感じるほどしつこく繰り返す印象です。
  • bother:軽く気になる程度から深刻な迷惑まで幅広く使われますが、必ずしもしつこさが強調されるわけではありません。

pesterはしつこく何度も繰り返して相手を困らせる場合に使いますが、botherは単に迷惑をかける場合や気になる場合にも使われ、しつこさの度合いが弱いです。


🧩 あわせて覚えたい

  • annoy(いらだたせる)
  • nag(口うるさく言う)

📖 できればこれも