【peerage】の意味・使い方・例文 ― nobilityとの違い【TOEIC英単語】
🔰 peerageの発音と意味
[名詞] 貴族の身分(不可算)
[名詞] 貴族階級の全体(可算)
イギリスなどで使われる、貴族の身分やその地位、または貴族階級全体を指す言葉です。爵位を持つ人々やその制度について述べる際に使われます。
この単語は中英語の“peer”に由来し、ラテン語の“par”(等しい)を語源とします。“-age”は状態や集団を表す接尾辞で、貴族という身分やその集団を意味するようになりました。
✏️ peerageの例文
【日常英会話】
He was given a peerage by the Queen.
彼は女王から貴族の身分を授けられました。
The peerage has a long history in Britain.
イギリスの貴族制度は長い歴史があります。
【ビジネス英語】
After years of public service, she was honored with a life peerage, allowing her to sit in the House of Lords.
長年の公務の後、彼女は一代貴族の称号を授与され、上院議員となりました。
🎯 TOEICの出題頻度と傾向
- 難易度:★★★★☆
- 出題パート:Part7(文書問題)
Part7の長文読解や記事で、イギリスの制度や歴史に関する話題で見かけることがあります。日常会話ではあまり登場しません。
❓ クイズに挑戦!
自然な使い方はどっち?
- He received a peerage for winning a sports competition.
- She was granted a peerage for her contributions to society.
✅ クイズの答えと解説
- 正解:2
- 解説:1はスポーツ大会の優勝で貴族の身分を得るのは不自然です。2は社会貢献による授与で正しい使い方です。
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🤔 nobility との違いは?
- peerage:格式や伝統を感じさせる、公式で歴史的な響きがあります。
- nobility:伝統や格式よりも、広く上流階級や貴族全体を指す一般的な印象です。
peerageは爵位や貴族の身分そのものや制度を強調し、nobilityは貴族階級全体やその社会的地位を広く指します。peerageの方が制度的・公式な文脈で使われやすいです。
🧩 あわせて覚えたい
- aristocracy(貴族階級)
- baron(男爵)
📖 できればこれも
- duke(公爵)
- hereditary(世襲の)