【overstate】の意味・使い方・例文 ― exaggerateとの違い【TOEIC英単語】
🔰 overstateの発音と意味
[動詞] 誇張して述べる
事実や状況を実際よりも大げさに言ったり、強調しすぎて伝えたりする際に使われます。特に、報告や説明などで内容を必要以上に盛ってしまう場合に用いられます。
この単語は「over(過度に)」と「state(述べる)」が組み合わさった構成で、英語の接頭辞over-(過度に)と動詞state(述べる)から成り立っています。語源的にはラテン語のstatus(立場、状態)に由来するstateに、強調のover-が加わっています。
✏️ overstateの例文
【日常英会話】
Don’t overstate your achievements in the interview.
面接で自分の実績を大げさに言いすぎないでください。
He tends to overstate how difficult the task was.
彼はその仕事がどれほど大変だったかを誇張して話す傾向があります。
【ビジネス英語】
In the annual report, the manager was careful not to overstate the company’s financial success to avoid misleading investors.
年次報告書で、マネージャーは投資家を誤解させないように会社の業績を誇張しないよう注意しました。
🎯 TOEICの出題頻度と傾向
- 難易度:★★★★☆
- 出題パート:Part7(文書問題)
Part7の長文読解やビジネス文書で、事実の誇張や報告内容の信頼性に関する文脈で出題されることが多いです。
❓ クイズに挑戦!
自然な使い方はどっち?
- The report may overstate the benefits of the new system.
- The report may overstate on the benefits of the new system.
✅ クイズの答えと解説
- 正解:1
- 解説:1は正しい語法で、overstateは他動詞なので目的語を直接取ります。2はonが不要で誤りです。
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🤔 exaggerate との違いは?
- overstate:必要以上に強調したり、実際よりも大きく見せたりする否定的な印象があります。
- exaggerate:事実を大げさに表現する意味ですが、感情や物語性を込めて話を膨らませるニュアンスが強いです。
overstateは事実や数値などを実際より大きく述べることに重点があり、exaggerateは話や感情を膨らませて表現する傾向が強いです。ビジネスや公式な場ではoverstateがよく使われます。
🧩 あわせて覚えたい
- understate(控えめに言う)
- inflate(膨らませる)
📖 できればこれも
- misrepresent(誤って伝える)
- emphasize(強調する)