【orthogonality】の意味・使い方・例文 ― independenceとの違い【TOEIC英単語】
🔰 orthogonalityの発音と意味
[名詞] 直交性(不可算)
数学やIT分野で使われる用語で、二つ以上の要素が互いに独立していて影響し合わない関係を指します。特にベクトルや機能、概念などが交わらず、干渉しない状態を表します。
この語はギリシャ語の“orthos”(直角の、正しい)と“gonia”(角)に由来し、英語の接尾辞“-ality”が付いて抽象名詞となっています。数学や工学の分野で19世紀から使われ始めました。
✏️ orthogonalityの例文
【日常英会話】
The orthogonality of the two lines means they are at right angles.
その2本の直線の直交性は、直角で交わっていることを意味します。
In computer science, orthogonality helps make systems easier to understand.
コンピュータサイエンスでは、直交性がシステムを理解しやすくします。
【ビジネス英語】
The orthogonality of software modules allows developers to modify one module without affecting others, improving maintainability.
ソフトウェアモジュールの直交性によって、開発者は他のモジュールに影響を与えずに1つのモジュールを修正でき、保守性が向上します。
🎯 TOEICの出題頻度と傾向
- 難易度:★★★★★
- 出題パート:Part7(文書問題)
Part7の長文や専門的な説明文で、ITや数学の文脈で見かけることがありますが、頻度は高くありません。
❓ クイズに挑戦!
自然な使い方はどっち?
- The orthogonality of these features means they do not interfere with each other.
- The orthogonality of these features means they always depend on each other.
✅ クイズの答えと解説
- 正解:1
- 解説:1は互いに干渉しないという直交性の正しい意味です。2は依存し合うと述べており、直交性の意味に反します。
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🤔 independence との違いは?
- orthogonality:専門的で、要素同士が完全に独立している印象を与えます。
- independence:独立性は単に依存関係がないことを示し、直交性ほど厳密な分離や数学的な意味合いはありません。
直交性は要素同士が全く干渉せず、完全に分離されている状態を強調しますが、独立性は単に依存していないことを指し、直交性ほど厳密な分離を意味しません。
🧩 あわせて覚えたい
- modularity(モジュール性)
- separation(分離)
📖 できればこれも
- abstraction(抽象化)
- consistency(一貫性)